北京市インフラ投資有限公司傘下の中國(guó)城軌科技公司が発表した情報(bào)によると、同社は地下鉄改札口に設(shè)置する第3世代標(biāo)準(zhǔn)リーダーライターを開(kāi)発した。攜帯電話をかざすことで乗車(chē)料金の支払いを?qū)g現(xiàn)する。同デバイスはすでに北京空港線で試験的に設(shè)置されており、年末までに使用條件を整える見(jiàn)通しだ。北京日?qǐng)?bào)が伝えた。

北京地下鉄は現(xiàn)在、主に改札口にカード型の切符もしくは一■通（公共交通カード、■は上と下が上下に組み合わさった字）をかざすことで乗車(chē)料金の支払いを可能にしている。しかしモバイル決済の進(jìn)出が広がるにつれ、地下鉄での利用にも期待が集まっている。

中國(guó)城軌科技公司の技術(shù)者は記者に対して「スキャナーとつながれば、微信（WeChat）や支付寶（アリペイ）などのスキャン決済機(jī)能を?qū)g現(xiàn)できる。そのほかにも、この第3世代標(biāo)準(zhǔn)リーダーライターはNFC決済が可能で、攜帯電話が反応すれば地下鉄改札口を通過(guò)できる」と説明した。

この技術(shù)者によると、同デバイスはすでに北京地下鉄空港線の駅に設(shè)置されており、現(xiàn)在は調(diào)整?試験段階だ。年末には使用條件を整える見(jiàn)通しとなっている。しかし、「同デバイスの最終的な使用開(kāi)始時(shí)期は、地下鉄運(yùn)営部門(mén)が決めることになる」ということだ。

北京地下鉄空港線の乗車(chē)料金は現(xiàn)在、一律で25元（約400円）となっている。北京地下鉄ネットワークのその他の路線でも、このデバイスが採(cǎi)用されることはあるだろうか。これは設(shè)計(jì)上は実現(xiàn)可能だ。技術(shù)者は、「乗車(chē)料金が一律でも、距離に応じた料金であっても、改札口に2回かざさないと駅を出入りできない」と述べ、操作方法を説明した。乗客が西局駅から四恵駅に移動(dòng)する場(chǎng)合、リーダーライターのシステムは1秒內(nèi)に乗車(chē)料金を計(jì)算し、駅から出る時(shí)に料金を差し引く。また設(shè)計(jì)上、このシステムは先に駅を出てから料金を差し引くため、乗客の流れはよりスムーズになるということだ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年6月21日