敦煌研究院?仏教研究センターは26日午前、甘粛省敦煌市の近郊にある仏教遺跡?莫高窟（ばっこうくつ）でプレート除幕式を行った。同センターは中國と海外の學者のために、仏教研究をメインとするグローバル人文學術(shù)研究交流プラットフォームを提供するのが狙いで、今後、仏教の理論、歴史文獻、仏教文化遺産を結(jié)び合わせた學術(shù)研究を展開して、中國國內(nèi)外の仏教、関連學科の學術(shù)交流、研究を促進する。中國新聞網(wǎng)が報じた。

敦煌は、古代から東洋と西洋の文化が交わりながら蓄積してきた場所で、仏教はここから黃河中下流域へと広がった。千年にわたり、敦煌は読経、寫経のメッカ、仏教の発信地となってきた。長年の研究が積み重ねられ、敦煌では仏教に関する深い研究が行われており、念入りな計畫を経て、敦煌研究院は「仏教研究センター」を立ち上げた。

同研究院の王旭東院長は、「當センターが敦煌と世界の架け橋、敦煌學と世界人文科學研究の架け橋となり、人類文化遺産の保護、研究、継承、発揚の面で、大きな役割を果たすことを心から願っている」と語った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年6月28日