中國大洋総合科學(xué)観測を初めて遂行する「向陽紅03」は12日、アモイを出発した。中國大洋第45回科學(xué)観測任務(wù)を遂行し、太平洋で資源?環(huán)境調(diào)査を行う。國家海洋局の孫書賢副局長は、「これは國家海洋局が計(jì)畫した初の全要素総合観測航海だ。海洋資源と環(huán)境を調(diào)査するほか、航行中にプラスチックごみ、海洋酸化、グローバル環(huán)境ガバナンスなどの注目されている課題の調(diào)査を行う」と話した。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。

科學(xué)調(diào)査船「向陽紅03」の林輝首席科學(xué)者によると、今回の航海は「蛟竜探?！攻抓恁弗Д趣苇h(huán)境観測の重要コンテンツであり、海山の生物多様性の調(diào)査、地質(zhì)資源調(diào)査、深海環(huán)境調(diào)査という3つの航行段階に分かれる。第1航行段階では西太平洋の典型的な海山と周辺海域で、生物多様性と環(huán)境の調(diào)査を展開する。第2航行段階では「東太平洋中國大洋協(xié)會(huì)多金屬団塊探査契約エリア」で地質(zhì)調(diào)査を行い、多金屬団塊制御資源面積を引き続き拡大する。第3航行段階では、西太平洋の公海で深海環(huán)境調(diào)査を行い、多金屬団塊及びレアアース資源の調(diào)査を?qū)g施する。また同時(shí)に水中放射能汚染及び海洋プラスチックごみの観測、大気化學(xué)?気象の観測を行う。

今回の航海は合計(jì)で約120日間にわたり、1萬2000カイリ以上を航行する。ハワイで2回補(bǔ)給を行い、11月に任務(wù)を完了しアモイに戻る予定だ。「向陽紅03」は中國が獨(dú)自に設(shè)計(jì)?建造した、総合観測技術(shù)?能力が先進(jìn)的な科學(xué)観測船。海洋動(dòng)力、地質(zhì)?地球物理、生物?生態(tài)、大気などの環(huán)境の総合科學(xué)観測能力を備える。設(shè)計(jì)上の排水量は4500トン、航続距離は1萬5000カイリ、定員は80人。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年7月13日