外交部（外務(wù)省）の耿爽報(bào)道官は13日の定例記者會(huì)見で、フィリピン外務(wù)省の聲明に関する質(zhì)問に「引き続きフィリピン側(cè)と対話?協(xié)議を通じて海洋関連の問題を適切に処理したい」と表明した。

【記者】フィリピン外務(wù)省は12日、南中國海仲裁裁判の裁決から1年にあたり聲明を発表した。中國側(cè)に善意を示す內(nèi)容であり、中比関係の一層の発展及び地域情勢(shì)の平和?安定の助けになるとの指摘がある。これについてコメントは。

【耿報(bào)道官】中國側(cè)はフィリピン側(cè)の聲明が、領(lǐng)土紛爭(zhēng)は善隣友好の精神に基づき解決すべきと強(qiáng)調(diào)していることに賛同の意を表する。また、フィリピン側(cè)が獨(dú)立自主の外交政策を遂行していることを賞賛し、支持する。1年余りで中比は関係を立て直し、対話?協(xié)議?交渉による解決という正しい道に戻り、中比南中國海問題二國間協(xié)議制度を設(shè)けたうえ、今年5月に第1回會(huì)合の開催に成功した。中國とフィリピンを含むASEAN諸國の共同の努力の下、南中國海情勢(shì)は安定に向かいつつあり、「南中國海における行動(dòng)規(guī)範(fàn)（COC）」も枠組合意した。こうした前向きな進(jìn)展は両國及び両國民の共通の利益に合致し、域內(nèi)國の共通の期待にも合致する。

中國は南中國海における領(lǐng)土主権と海洋権益を斷固として維持すると同時(shí)に、終始フィリピンを含む直接関係する當(dāng)事國との対話?協(xié)議を通じた爭(zhēng)いの平和的解決に盡力し、南中國海の平和?安定のASEAN諸國との共同維持に盡力している。中國側(cè)は引き続きフィリピン側(cè)と対話?協(xié)議を通じて海洋関連の問題を適切に処理し、中比関係の発展と協(xié)力の推進(jìn)のために望ましい雰囲気をさらにつくりたい。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年7月14日