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日本の木村翔、世界王者の鄒市明に挑戦 「4ラウンドKO」を宣言

人民網(wǎng)日本語版 2017年07月25日17:03

プロボクシングのWBOフライ級王者?鄒市明が、初の防衛(wèi)戦を上海で行うことが決まった。挑戦するWBOアジア?パシフィック同級王者の木村翔は24日、インタビューを受け、今回の試合に対する意気込みを語った。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

木村選手は、「鄒選手は、これまでにオリンピック2大會を制した経験を持つ偉大なるチャンピオンだ。自分と彼とは、まだ力の差がある。だが、今回の試合については、100%勝つ気持ちで挑み、世界チャンピオンを必ず打ち負かす」と語った。

2016年11月5日にラスベガスで、鄒選手は2度目の世界タイトルに挑戦した。相手のクワンピチット?13?リエン?エクスプレス(タイ)とは初対戦ではなく、2人は2年前にマカオで対戦したことがあった。

ネット上で囁かれている「高慢」というイメージとはやや異なり、インタビューを受ける木村選手はどちらかといえば謙虛な物腰で、鄒選手との決戦について、「光栄の極みであり、全力でぶつかっていきたい」と話した。

某メディアがこのほど、木村選手の鄒選手への挑戦について、「中國で鄒選手を倒す」、「KOで鄒選手を倒す」と報じたことで、國內(nèi)のSNSで熱い議論が巻き起こった。

木村選手はこれについて、「自分のコメントによって、中國のネットユーザーからこれほど大きな反響を呼ぶとは予想していなかった。當(dāng)時は、あまり深く考えることなく、ただ今回の試合に勝ちたいこと、そしてKO勝ちしたいことを宣言することで、自分自身の決心と気合を表現(xiàn)しようとしただけだった」と話した。

木村選手は、「自信は、必ず勝つという決心から生まれる。これも、自分の強みだ。鄒選手は、ボクシングの戦法と技術(shù)のいずれにおいても、自分より勝っている」と続けた。

木村選手は鄒選手との実力差を縮めるため、今回の試合に向けて、スタミナと身體能力の面で特訓(xùn)を続けており、わざわざタイに赴き、一定期間にわたる実踐トレーニングも行ったという。

「僕は、試合の勝敗によってもたらされるものには興味はない。ただ、鄒選手に勝てば、日本の世界タイトル數(shù)が増える。自分は世界王者ではない。彼と対戦することに、それほど大きなプレッシャーはない」と木村選手。

しかし、これは木村選手の「うわべの話」に過ぎない。WBOアジア?パシフィック王者として、彼は過去に14勝21敗の成績を殘しており、最近8試合では6回のKO勝ちを果たしている。まだ世界タイトルを獲得した経験はないが、今年5月にはタイのチャンピオンSaiwaewを2ラウンドKOで下した。試合時間はわずか5分10秒。この試合でずば抜けた実力を見せつけた。

試合前、鄒選手は木村選手のコメントに対して、「4ラウンドで木村選手を倒す」と答えた。この言葉をきいた木村選手は笑いながら、「報道で知ったが、4ラウンドは持ち堪えられるはずだ」と話した。

昨年11月6日(北京時間)、中國のプロボクサー鄒市明は、タイのクワンピチット?13?リエン?エクスプレスと12ラウンドに及ぶ苦闘を展開し、判定勝ちでWBOフライ級世界タイトルを獲得した。來る28日、彼は上海東方スポーツセンターで、初の防衛(wèi)戦を行い、日本の木村翔の挑戦を受けて立つ。(編集KM)

「人民網(wǎng)日本語版」2017年7月25日

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