青海省共和-玉樹間高速道路が1日、全線開通した。これは中國がチベットの永久凍土エリアで建設(shè)した初の高速道路だ。新華社が伝えた。
同道路の投資総額は269億6000萬元(1元は約16.4円)、総延長(zhǎng)は634.8キロ。うち永久凍土の區(qū)間は全體の約36%の227キロ。
永久凍土は自然條件のもと、凍結(jié)狀態(tài)を3年以上維持する層のことで、主に高緯度もしくは高標(biāo)高の寒冷地にある。車の走行により熱が生まれ、路盤が膨張?変形?移動(dòng)することを避けるため、永久凍土の高速道路は一連の技術(shù)手段を用い、土地の「睡眠」を維持しなければならない。
青海省交通科學(xué)研究院の徐安花副院長(zhǎng)によると、同高速道路の永久凍土區(qū)間の両側(cè)には、「熱棒」と呼ばれる施設(shè)が林立しており、大気中の冷気を凍土層に伝えると同時(shí)に、凍土層の熱を大気中に放出することが可能だ。施工者はさらに大小さまざまな通風(fēng)パイプを路盤に埋め込み、近くに多くの石版と砂利を敷設(shè)することで、路盤の溫度を安定させる。
青海地方鉄路建設(shè)投資有限公司の納啓財(cái)董事長(zhǎng)(會(huì)長(zhǎng))によると、參考にできる経験が一切ない狀況下で、科學(xué)技術(shù)者は施工中に數(shù)多くの技術(shù)進(jìn)展を?qū)g現(xiàn)した。関連する科學(xué)研究プロジェクトのうち3件が世界トップ水準(zhǔn)に、2件が世界先進(jìn)水準(zhǔn)に達(dá)している。これは中國が今後、高原や高標(biāo)高の寒冷地でトンネル?橋?道路を建設(shè)する際に、極めて高い參考価値を持つことになる。
紹介によると、道路沿線の環(huán)境破壊を避けるため、作業(yè)員は施工中に植物すべてを路傍の坂に植え替えた。その圧倒的多數(shù)が活著しており、順調(diào)に育っている。
青海地方鉄道建設(shè)投資有限公司の納啓財(cái)社長(zhǎng)は、「同高速道路の開通後、青海省の省都?西寧市から玉樹市までの移動(dòng)距離は、12時(shí)間ほどから8時(shí)間に短縮される。同高速鉄道の建設(shè)は、青海省南部と西蔵(チベット)自治區(qū)や四川省など周辺のチベット人居住地の共同発展を促し、全域観光構(gòu)造を構(gòu)築し、チベット人居住地と內(nèi)陸部の交流をさらに促進(jìn)する」と話した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月2日
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