日本が発表した2017年版『防衛(wèi)白書』について、國防部（國防省）の呉謙報道官は「日本防衛(wèi)省は8月8日、2017年版『防衛(wèi)白書』を発表した。中國に関する記述は陳腐な論調(diào)を改めず、中國軍に対する悪意ある中傷と國際社會に対する公然たる欺瞞に満ち溢れている。中國軍はこれに斷固として反対するとともに、日本側(cè)に厳正な申し入れを行う」とする談話を発表した。國防部ウェブサイトが伝えた。

呉報道官は「日本側(cè)は『中國による東中國海と南中國海で自らの主張に基づく現(xiàn)狀変更の試みは、地域?國際社會の共通の懸念事項となっている』と妄言を吐いている。実際には、現(xiàn)狀を変更し、國際社會の懸念を招いているのは、まさしく日本自身だ。周知のように、日本側(cè)は軍事?安全保障政策を変更し、平和憲法改正を企てている。軍拡に力を入れ、ターゲット性の強い軍事配備を進めている。域外國でありながら、南中國海問題に力の限り介入している。こうした様々な行いのどれが現(xiàn)狀改変ではないのか？どれが地域の平和と安定を脅かさないのか？どれが國際社會共通の懸念事項ではないのか？」と表明。

「日本側(cè)は中國の軍事力発展の方向も問題視し、國防?軍事政策が透明性を欠くと非難している。中國は防御的國防政策と積極防衛(wèi)の軍事戦略を揺るがず遂行し、軍事交流を積極的に拡大し、平和維持?護送?人道救援行動に幅広く參加し、責(zé)任ある大國の軍としての良きイメージと責(zé)任感を存分に示している。日本側(cè)はなぜ、この事実に対して見て見ぬふりをするのか？なぜ噓を繰り返して國際社會をだますのか？その背後には一體どんな魂膽があるのか？これは國際社會の強い警戒に値する」と指摘した。

呉報道官は「日本側(cè)はまた、中國公船による頻繁な『日本領(lǐng)海への侵入』を非難している。最も基本的な事実は、釣魚島及びその附屬島嶼（日本名?尖閣諸島）は中國固有の領(lǐng)土であり、これには十分な歴史的根拠、法理上の根拠があるということだ。中國側(cè)は自國領(lǐng)海での正當かつ合法的な活動を常態(tài)化するだろう」と述べた。

さらに「われわれは日本側(cè)に対して、歴史を省察し、事実を尊重し、中國に対するいわれなき非難を止め、國際社會への欺瞞を止めるよう改めて促す。誤った道を突き進んではならない」と表明した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月9日