手の動きで料理を注文し、食べ終われば支払いをしないですぐ帰ることのできる未來のスマートレストラン、攜帯電話ですべての過程をカバーするモバイル診療サービスなど、一連のスマート科學(xué)技術(shù)応用シーンが、11日に浙江省杭州市で行われた阿里巴巴（アリババ）のクラウド部門イベント?雲(yún)棲大會でお目見えした。會場にいた人々は未來の消費(fèi)生活モデルの一端を垣間見た。アリババの馬雲(yún)會長は大會で、「基礎(chǔ)科學(xué)と飛躍的な技術(shù)革新の研究に焦點を當(dāng)てた研究所『達(dá)摩院』を設(shè)立し、今後3年間に1千億元（約1兆7053億円）を投入して新技術(shù)の研究開発を進(jìn)める」と発表した。「北京日報」が伝えた。

店に入り、テーブルで手や指を動かせば料理の注文は完了し、友人たちと心ゆくまで食べて飲んだ後は、財布も攜帯電話も出さずに、すぐ店を出ることができる。同大會のアントフィナンシャルサービス グループの展示ブロックに、このような非接觸型決済、生體認(rèn)証、スマートインタラクティブ注文などの技術(shù)を融合させた未來のスマートレストランが登場し、大勢の來場者が様子を見守ったり実際に體験したりした。

このレストランに入りQRコード読み取りで身元確認(rèn)が終わると、もう攜帯電話を出す必要はない。続いて、接觸型操作パネル機(jī)能を備え、客の決済口座に連動したテーブルの卓面に觸れて料理を選び、テーブルの上で両手を動かして料理を注文する。店員が料理を運(yùn)んでくると、テーブル周りのスマートセンサーが直ちに情報を識別し、テーブルの卓面にそれぞれの料理に対応した説明動畫を映す。食べ終わって全員が席を立つと、バックグラウンドで自動的に決済が完了する。將來はビッグデータが客の飲食習(xí)慣を踏まえておすすめメニューを打ち出すようになる。

技術(shù)者の説明によると、「未來の暮らしの中にも、決済プロセスはやはりあるが、支払いの動作というものは徐々になくなる可能性がある。このレストランのような『食べたらすぐ帰る』式の決済プロセスはすでに金融関連の安全レベルをクリアし、安全係數(shù)は現(xiàn)在オフラインのレストランが利用する支付寶（アリペイ）の注文支払いシステムと変わりなく、間違って引き落としされる心配はない。年內(nèi)にも、このようなスマートレストランが大手外食産業(yè)ブランドと提攜する形で國內(nèi)に登場する見込み」という。

日常生活だけでなく、都市交通の都市運(yùn)営管理といった重要分野でも、人工知能（AI）をはじめとする先端技術(shù)が重要な役割を擔(dān)いつつある。アリババのクラウドサービス子會社?阿里雲(yún)（アリクラウド）は大會で、技術(shù)プラットフォーム「都市大脳」の過去約1年間における杭州での業(yè)績を発表した。このプラットフォームは都市管理における中國のAI技術(shù)の大規(guī)模実施地點として極めて希少なものだ?，F(xiàn)在、都市大脳が管理する信號のある交差點は128ヶ所に上る。テストエリアでは通行にかかる時間が15.3％短縮され、高架道路の通行時間も4.6分短縮された。中心の都市エリアで、都市大脳は一日あたり平均500回以上警告を発し、正確率は92％を超える。蕭山エリアでは、120番をダイヤルして呼ぶ救急車の現(xiàn)場への到著時間が半分に縮まった。都市大脳の責(zé)任者によると、「関連する部門や部分は非常に多く、都市大脳の普及ペースはこれからだんだん上がっていくだろう。これまでに杭州、江蘇省蘇州など全國の複數(shù)都市で利用されている」という。

過去10數(shù)年間にわたり、百度、アリババ、騰訊（テンセント）はそれぞれ検索技術(shù)、EC、ソーシャルネットワーキングによって「三國鼎立」するBAT3大インターネット企業(yè)に成長してきた。今やAIがネットブームに続く次の技術(shù)ブームになると見られており、3大手はそれぞれAI技術(shù)をめぐって重量級の布陣を敷く。馬會長は同大會で、今後3年以內(nèi)に1千億元の巨額投資を行って新技術(shù)研究を進(jìn)める計畫を明らかにし、「將來、アリババは『技術(shù)』を通じて利益を獲得する。『規(guī)?！护抢妞颢@得するのではない」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年10月12日