
2018年2月11日午前、浙江省杭州市桐廬県の中心部に、軽量で小回りがきき、ポッテリしたボディで可愛らしいシェア自動(dòng)車100臺(tái)がお目見えした。寫真は擔(dān)當(dāng)者がシェア自動(dòng)車の利用方法を説明しているところ。(寫真は視覚中國(guó)より)
シェア自転車、カーシェアリング、シェア睡眠カプセルなど、シェアリングエコノミー(共有経済)の要素がいつの間にか中國(guó)人の日常生活の一部になっている。中國(guó)國(guó)家情報(bào)センターシェアリングエコノミー研究センターが2月27日に発表した「中國(guó)シェアリングエコノミー発展年度報(bào)告(2018年)」によると、今後5年間、中國(guó)のシェアリングエコノミーは30%以上の高い成長(zhǎng)率を維持する見込みで、中國(guó)は世界のシェアリングエコノミーの革新者、牽引役になりつつあるという。
同報(bào)告は、「2017年の中國(guó)シェアリングエコノミー市場(chǎng)の取引額は4兆9205億元(1元は約16.7円)に達(dá)し、前年比47.2%増加した。2017年末現(xiàn)在、ofoや滴滴をはじめとする中國(guó)企業(yè)60社が世界のユニコーン企業(yè)の仲間入りをし、そのうちシェアリングエコノミーと関連がある企業(yè)は31社で、中國(guó)のユニコーン企業(yè)の51.7%を占めることになる。
シェアリングエコノミーの概念は米國(guó)で誕生し、あっという間に世界中の國(guó)々に拡散し、特に中國(guó)で急速に発展した。中國(guó)は海外の進(jìn)んだビジネスモデルを吸収することを基礎(chǔ)に、一転して海外に進(jìn)出してモデルを拡張し、力強(qiáng)い國(guó)際的な影響力を形成した。
もちろん同センターの張新紅チーフ情報(bào)師が分析するように、「シェアリングエコノミーの発展はまだ導(dǎo)入段階にあり、発展が早い個(gè)別の分野といえども導(dǎo)入段階から成長(zhǎng)段階への過渡期にあるにすぎず、成長(zhǎng)段階にたどり著くにはまだ一定の距離がある」。

中國(guó)のシェアリングエコノミーは発展中で、シェア自転車、シェア睡眠カプセル、シェア傘など新業(yè)態(tài)が次々登場(chǎng)する。宅配便の段ボール箱は高価な上、環(huán)境にもやさしくないことに宅配便企業(yè)が目をつけ、ここに商機(jī)を見いだし、繰り返し使える「シェア宅配段ボール」を開発した。(寫真は人民視覚より)

深セン市からの情報(bào)によると、同市はシェア自転車の登録プレート管理モデルを検討中で、市場(chǎng)に出回るネットシェア自転車にプレートの設(shè)置と登録を義務(wù)づけることを考えているという。こうした動(dòng)きは管理部門が「本気を出し」て、管理の新たな「著手點(diǎn)」を探すためのものとみなされている。
(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月6日
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