習近平中共中央総書記（國家主席、中央軍事委員會主席）は17日午後、自らがトップを務める第19期中央國家安全委員會の第1回會議を召集し、重要談話を発表した。新華社が伝えた。

習総書記は「國の安全活動に対する黨の集中的統(tǒng)一指導を強化し、現(xiàn)在の國家安全情勢を正しく把握し、総合的國家安全観を全面的に貫徹実行し、新時代における國家安全活動の新局面を切り開くべく努力し、奮闘目標『2つの百年』、中華民族の偉大な復興という中國の夢の実現(xiàn)を安全面から堅固に保障する必要がある」と指摘。

「総合的國家安全観を全面的に貫徹実行するには、発展と安全という二大重要事の統(tǒng)合的計畫を堅持し、発展の成果を運用して國家安全の実力の基礎を固めることに長けると同時に、経済?社會発展に有利な安全環(huán)境を築くことに長けなければならない。國民の安全、政治的安全、國益至上の有機的統(tǒng)一を堅持しなければならない。國民の安全は國家安全の趣旨であり、政治的安全は國家安全の根本であり、國益至上は國家安全の準則であり、國民の生活と仕事の安定、黨の長期執(zhí)政、國の長期的安定?平和を?qū)g現(xiàn)する」と述べた。

また「國家安全活動に対する黨の絶対的指導を堅持し、より力強い統(tǒng)率と調(diào)整を行う必要がある。中央國家安全委員會は國家安全問題の統(tǒng)合的計畫の役割をしっかりと発揮し、國家安全の方針と政策の貫徹実行をしっかりと押さえ、國家安全活動の制度を整備し、全局を把握して発展を企てる戦略能力の向上に力を入れ、リスクを制御し、挑戦を迎え撃つ能力を強化し続ける必要がある。國家安全システムの黨建設を強化し、政治建設による統(tǒng)率を堅持し、國家安全當局と各級幹部を教育?誘導して『4つの意識』を強化し、『4つの自信』を揺るぎないものにし、黨中央の権威と集中的統(tǒng)一指導を斷固として維持し、忠実で信頼できる國家安全チームを建設する必要がある」と強調(diào)した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年4月18日