ユニクロは毎年、世界中のアーティスト、クリエーター、有名企業(yè)、ブランドなどとコラボレーションを展開(kāi)し、たくさんのグラフィックTシャツを打ち出している。今年は、雑誌?週刊少年ジャンプの創(chuàng)刊50周年を記念したコラボTシャツが打ち出され、中國(guó)の店舗でも23日から販売され、空前の大ヒットとなっている。通販サイト?天貓のユニクロオフィシャルショップでは、発売から3分もしないうちに売り切れてしまい、北京、上海、深センなどのユニクロのショップには長(zhǎng)蛇の列ができるほどの人気だ。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

創(chuàng)刊50周年を迎えたジャンプはこれまで人気の連載漫畫(huà)を數(shù)えきれないほど生み出し、日本でも最も長(zhǎng)い歴史を誇る漫畫(huà)雑誌の一つとなっている。今回のユニクロTシャツのラインナップは、「聖闘士星矢」、「銀魂」、「ワンピース」、「ナルト」、「ドラゴンボール」、「キャプテン翼」、「ハンターハンター」、「BLEACH」といった名作揃いで、それらのキャラクターがTシャツに描かれている。

中國(guó)の微博（ウェイボー）や微信（WeChat）などのSNS上では、中國(guó)のネットユーザーらが、手に入れたお?dú)荬巳毪辘蜹シャツの畫(huà)像をアップしたり、売り切れで手に入らなかったため、そのうっ憤を晴らす書(shū)き込みをしたり、友人らに近くのユニクロショップにTシャツが殘っていないか見(jiàn)に行ってほしいと頼んだりと、日本の漫畫(huà)ファンらが大盛り上がりになっている。あるネットユーザーは、「このコラボTシャツがせっかく中國(guó)でも販売されたのに、結(jié)局日本で代理購(gòu)入してもらわないといけないなんて」と嘆いている。北京のユニクロに行ってみると、漫畫(huà)ファンもいれば、人気につられて買(mǎi)っている人もおり、多くの人が興奮気味にTシャツを購(gòu)入していた。

ユニクロは毎年、春や夏の時(shí)期に合わせてコラボTシャツを販売するものの、大手ブランドの名前が入ったTシャツは決して珍しくなく、これまでは、中國(guó)の消費(fèi)者はそれに慣れたはずだった。しかし、ジャンプに連載される多くの漫畫(huà)は、中國(guó)でも人気があり、「努力、友情、成功」をテーマにした熱血系漫畫(huà)は、「80後（80年代生まれ）」、「90後（90年代生まれ）」の思い出と稱(chēng)されている。ユニクロとジャンプのコラボTシャツは中國(guó)で1枚79元と、漫畫(huà)ファンにとっては決して高くない値段だ。學(xué)生時(shí)代に好きだった漫畫(huà)のキャラクターがプリントされたTシャツを見(jiàn)ると、80後や90後の人は青春時(shí)代を思い出し、心の奧に埋もれていた當(dāng)時(shí)の感情が蘇えってくることだろう。

市場(chǎng)調(diào)査會(huì)社?智研咨訊の統(tǒng)計(jì)によると、中國(guó)の二次元（アニメ?漫畫(huà)?ゲームなどを総じたジャンル）のユーザーは、13年の8100萬(wàn)人から17年には3億1000萬(wàn)人にまで増加している。また、フィギュアや衣裝、ゲームなどの二次元関連の商品の売れ行きも絶好調(diào)で、中信証券の報(bào)告によると、中國(guó)の二次元市場(chǎng)はすでに2500億元（約4兆3000億円）以上規(guī)模となっている。それらのキャラクターを知らない00後（2000年以降生まれ）であっても、二次元が好きという理由でそれらの商品を買(mǎi)うこともある。また、「限定版」となると、消費(fèi)者の購(gòu)買(mǎi)意欲が最も強(qiáng)く刺激される。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年4月27日