タイのプーケット島で中國人観光客らを乗せた遊覧船が転覆した事故で、在タイ中國大使館の李春林參賛兼総領(lǐng)事は6日大使館のチームを率いて現(xiàn)場に赴き、在ソンクラー中國総領(lǐng)事館の靳儀麟?副総領(lǐng)事が率いる総領(lǐng)事館チームとともに、救援指揮センターでプーケット市長、タイ運(yùn)輸省の副大臣、軍の責(zé)任者と會見した。人民網(wǎng)が伝えた。

李氏はタイ側(cè)に、「中國政府はこのたびの事故を非常に重視しており、タイには動員可能なすべての力を動員し、1分1秒を爭って中國國民を捜索救助し、救助された中國人観光客に適切な対応を取り、全力で負(fù)傷者の治療に當(dāng)たり、事故の原因をできるだけ早く解明し、捜査救助活動の進(jìn)展?fàn)顩rを速やかに中國に知らせてほしい」と要望を伝えた。

その後、大使館チームはタイの軍艦に乗船して事故現(xiàn)場へ行き、捜索救助活動の様子を見守った。

プーケット市によると、タイは6日に大型船10隻、ヘリコプター5機(jī)を出動して捜索救助にあたり、空軍も大勢の飛行士を待機(jī)させ、捜索救助が切れ目なく行われるよう準(zhǔn)備している。捜索は3つのエリアに分けて行われ、事故のあったプーケット島周辺の捜索、付近の海上の捜索、船が転覆した場所での潛水士による海中の捜索が行われている。

これまでに中國人観光客78人が救助され、16人が死亡し、33人が行方不明となっている。捜索救助活動は引き続き行われる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年7月7日