上海戯劇學(xué)院と中國(guó)國(guó)家話劇院、日本公益財(cái)団法人?世田谷文化財(cái)団、一般社団法人?対外文化交流協(xié)會(huì)の各機(jī)関は東京で5日、共同企畫(huà)?制作した劇作家?田漢の生涯を描いた新劇「風(fēng)をおこした男―田漢伝（原題：『狂飆』」）の合同記者會(huì)見(jiàn)を開(kāi)いた。演出?監(jiān)督を擔(dān)當(dāng)した田沁金、主人公を演じた金世佳、上海戯劇學(xué)院院長(zhǎng)?黃昌勇の各氏が出席した。人民網(wǎng)が伝えた。

10月6日と7日の両日に東京の世田谷パブリックシアターで上演される「風(fēng)をおこした男―田漢伝」は、斬新的なスタイルで日本の観客に披露される予定。

田沁金監(jiān)督は、合同記者會(huì)見(jiàn)において、「この作品は新劇の一種ではあるが、撮影カメラを使うことで新劇と映畫(huà)との融合を?qū)g現(xiàn)した。出演者の表情が拡大されることで、観客は新劇の魅力を存分に堪能できると同時(shí)に、映畫(huà)の持つ醍醐味も味わうことができる」と話した。

劇では、主人公の田漢が、日本留學(xué)中に政治學(xué)を?qū)Wぶことを辭め、演劇活動(dòng)の理想に向けて邁進(jìn)する経緯に焦點(diǎn)が當(dāng)てられている。當(dāng)時(shí)の生活シーンをより精確に再現(xiàn)するため、劇中のセリフの4分の一が日本語(yǔ)となっており、日本人の観客も身近に感じられるようになっている。

主人公?田漢の演出について、田漢役の金世佳は、「激動(dòng)の時(shí)代においても、田漢は人としての誠(chéng)実さを貫いた。このことに、私は最も心を揺さぶられた。観客も同じような感動(dòng)を抱き、この作品から強(qiáng)烈な『激動(dòng)する民國(guó)の風(fēng)』を感じると確信している」とコメントした。

「風(fēng)をおこした男―田漢伝」は、日本上演に先駆け、上海と北京で上演され、大きな反響を集めた。この劇が人気を集めた原因について、上海戯劇學(xué)院の黃昌勇院長(zhǎng)は、「この作品は、歴史的事件を題材としているが、歴史の決まりきった枠から飛び出し、思想?感性の両面において、前衛(wèi)的な特性を備えており、伝統(tǒng)的な新劇スタイルを乗り越えた作品といえる。その上、舞臺(tái)と現(xiàn)代科學(xué)技術(shù)を結(jié)び付けた表現(xiàn)スタイルが若い観衆(zhòng)にも受け入れられた。日本の若い観衆(zhòng)の共感や共鳴も、必ず得られると思う」と語(yǔ)った。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年9月7日