ジャイアントパンダ「琴心（チンシン）」と「小核桃（シャオフータオ）」は、2年以上にわたるトレーニングを経て、現(xiàn)在2段階にわたる野生化訓(xùn)練も無(wú)事に終え、27日に都江堰市の龍渓－虹口國(guó)家級(jí)自然保護(hù)區(qū)に、2頭とも放されることとなった。2頭は、四川省成都エリアに放される初めての人工飼育パンダとなる。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

パンダの琴心と小核桃は26日、中國(guó)ジャイアントパンダ保護(hù)研究センター臥龍神樹(shù)坪基地で、最後の健康診斷を受けた。今回の健康診斷では、血液生化學(xué)検査や、エコー、寄生蟲(chóng)、レントゲン、検便などの項(xiàng)目のほか、身體計(jì)測(cè)とIDチップナンバー再確認(rèn)が行なわれた。検査結(jié)果によると、琴心は體重64キログラム、體長(zhǎng)117センチメートル、小核桃は體重62キログラム、體長(zhǎng)99センチメートルで、発育に問(wèn)題はなく、検査指標(biāo)は全て正常値だった。健康診斷後、職員たちは琴心と小核桃それぞれの手形をとり、さらに、野生に放した後の行動(dòng)データ収集、観測(cè)のために衛(wèi)星ナビと無(wú)線リモート機(jī)能付きのGPS首輪を取り付けた。（編集TK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年12月27日