村民が目撃した野生のパンダ（寫真提供?北川宣伝部）。

四川省北川県のある村民が24日、野生のパンダを目撃した。今年、同県で野生のパンダが撮影されたのは今回で3回目であるものの、自然保護區(qū)以外の場所で野生のパンダが目撃されたのは今回が初めてとなる。同県委員會宣伝部が25日の取材に対して明らかにした。中國新聞網(wǎng)が報じた。

24日午前10時ごろ、北川県白什郷白水村の村民?蒲光武さんが山に登る途中で、その野生パンダを目撃した。パンダはすぐに木の後ろに隠れてしまったという。

蒲さんによると、その際パンダとの距離は約5メートルで、子供のパンダだったという。その後、蒲さんは近くの小寨子溝國家級自然保護區(qū)に連絡(luò)した。

同保護區(qū)の関連の責任者によると、この野生のパンダは標高の高い場所に雪が降ったため、保護區(qū)からエサを探しに降りてきた可能性が高いとしている。また、母親パンダとはぐれてしまい、野生での経験が豊富でないため、迷子になった可能性もあるという?，F(xiàn)在、職員らがこのパンダの動向に細心の注意を払っている。

今年、北川県內(nèi)で野生のパンダが撮影されたのは今回で3回目。今回、野生のパンダが目撃された場所は、小寨子溝國家級自然保護區(qū)からわずか2キロ地點。近年、同保護區(qū)は、野生の動物やその生息地の保護を強化しており、野生のパンダの個體數(shù)も増加している。保護區(qū)內(nèi)では何度も野生のパンダが目撃されている。ただ、保護區(qū)以外で野生のパンダが目撃されたのは、今年は今回が初めてとなる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年12月27日