北京冬季五輪が2022年に開催されることで、氷雪スポーツに対する中國人の熱意がますます高まっている。中國のスキースポーツが急成長を遂げるなか、いかにより良くスキー場を経営し、スキーヤーのニーズを満たし、スキーヤーの體験を充実させるかは、業(yè)界の間で関心の高い話題となっている。このほど開催された「2019年ISPO消費(fèi)者スキーレンタルの新體験をめぐるシンポジウム」において、専門家は、「より多くの顧客を獲得する鍵となるのは、消費(fèi)者の體験をより楽で簡便なものとすることに盡きる」と指摘した。中國経済網(wǎng)が伝えた。

「2018年中國スキー産業(yè)白書」によると、2000年の時(shí)點(diǎn)で、中國にあるスキー場の総數(shù)はわずか50ヶ所で、スキーヤーの數(shù)は延べ30萬人にとどまった。だが、2018年になると、スキー場の數(shù)は742ヶ所、スキーヤー総數(shù)は延べ2113萬人にふえた?，F(xiàn)在、中國のスキー場の數(shù)は、全世界の総數(shù)の3分の一を上回るまでとなっている。業(yè)界関係者は、「スキー産業(yè)の発展スピードと照らし合わせると、中國は、『氷雪スポーツ人口3億人』という目標(biāo)にますます近づいている」とコメントした。

「2018年中國スキー産業(yè)白書」の統(tǒng)計(jì)データによると、中國のスキー場は、ほぼ全て、黒竜江?山東?河北など北方の省に集中しており、北方の省のスキー場が全國の約85％を占めている。一方、南方の氷雪関連マーケットも依然、極めて大きな発展空間を備えている。2018年、氷雪関連産業(yè)の各種データはいずれもある程度増加したが、増加幅は、スキーヤー総數(shù)（延べ人數(shù)）の成長率には及ばない。氷雪関連産業(yè)マーケットは現(xiàn)在、供給が需要に追いつかない狀態(tài)にあり、開発価値とその可能性が極めて大きな産業(yè)と言えるだろう。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年2月25日