中日は共に新たな発展段階に入り、それぞれ新たな試練とチャンスを迎えている。だが雙方の経済貿(mào)易面の相互補(bǔ)完性は依然高く、新たなビジネスチャンスが次々に現(xiàn)れており、中日の経済貿(mào)易協(xié)力は伝統(tǒng)的製造業(yè)からインターネット、金融サービス、醫(yī)療?介護(hù)など新産業(yè)、新分野へと拡大しつつある。協(xié)力の潛在力を十分に掘り起こし、互恵?ウィンウィンを拡大することは、中日ビジネス界の一致した訴えだ。また、人的?文化的交流を拡大し、若い世代を中心に両國民の相互理解を増進(jìn)することで、新しい時(shí)代の要請(qǐng)にふさわしい中日関係の構(gòu)築に新たな活力が加わることは間違いない。最近、中日間の人的?文化的交流は日増しに豊かになり、相次いで盛り上がりを見せ、両國民の距離を近づけ続けている。今年は「中日青少年交流推進(jìn)年」であり、雙方は修學(xué)旅行など多様な形式の相互訪問交流を?qū)g施している。今後5年間に雙方は青少年3萬人の交流?相互訪問を?qū)g現(xiàn)する方針だ。これは新しい時(shí)代の中日関係を支える良い民意の基礎(chǔ)を築くものとなる。

現(xiàn)在世界では一國主義と保護(hù)主義が臺(tái)頭し、不確定性と不安定性が増している。過去百年間なかった世界情勢(shì)の大変動(dòng)を前に、中日はさらに協(xié)力を強(qiáng)化し、試練に共同対処し、世界にさらに多くの安定性とプラスのエネルギーを與える必要がある。ある日本の學(xué)者は、アジアの大國である中日が様々な地域問題について意見交換できることは、アジアの安定にとって大変重要だと指摘した。最近、アジア地域では不安定化要因が頻繁に顕在化している。これは中日の直接的利益に関わる。地域の安全と安定の観點(diǎn)から、中日雙方は率直な意見交換を必要としている。

新しい時(shí)代に入り、中日関係の発展は新たな歴史的チャンスを迎えているが、複雑で敏感な要素も依然としていくつか抱えている。雙方は摩擦や溝を建設(shè)的にしっかりと管理?コントロールし、外交?安全保障分野の対話を強(qiáng)化するべきだ。日本側(cè)は引き続き歴史など重大な原則問題を適切に扱い、政治的相互信頼を揺るぎないものにして、新しい時(shí)代の要請(qǐng)にふさわしい中日関係を構(gòu)築するために妨害を排除するべきだ。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年8月14日