■保護貿(mào)易主義に反対

経済のグローバル化はどこへ向かうのか？経済貿(mào)易摩擦はどう解消すべきなのか？會合では世界経済の見通しに懸念を表明する出席者も少なくなかった。

「今年に入り、貿(mào)易関係の緊張の再激化、グローバル?サプライチェーンへの打撃、市場のリスク回避ムードなどの影響を受けて、世界経済の下振れリスクが増大し、主要エコノミーの経済成長が同時に減速する趨勢にある」。國務(wù)院発展研究センターの王一鳴副センター長は現(xiàn)在世界経済の抱える主な試練として▽貿(mào)易戦爭がエスカレートし続け、企業(yè)はリスクを減らすために中間部分と供給業(yè)者の數(shù)量の削減を迫られ、グローバル?サプライチェーンにブロック化、斷片化の趨勢が生じている▽金融政策が再び緩和へ転じており、世界的に債務(wù)レベルが再び高まる可能性がある▽國際金融市場が動揺し、市場のリスク回避ムードが高まっている――などを挙げた。

王氏はまた「グローバル化を背景に、各國はすでに互いに融け合い切り離せない運命共同體となっている。開放?包摂と互恵?ウィンウィンの堅持こそが正しい方向であり、連攜して試練に対処し、安定と発展を共に図ることこそが正しい選択だ。各國は対話と協(xié)議を通じて相互信頼を増進し、共通認識を形成して、國際貿(mào)易秩序が早期に正常に戻る後押しをし、経済グローバル化が正常な軌道に戻る後押しをするべきだ」と指摘した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年9月9日