瀋陽(yáng)故宮博物館で上映された収蔵文化財(cái)のプロジェクションマッピングや遼寧省博物館が開(kāi)催した文化財(cái)珍蔵品100點(diǎn)展など。今年の國(guó)慶節(jié)（建國(guó)記念日、10月1日）連休には、文化財(cái)が人気を集め、博物館が「旅行で必ず訪(fǎng)れる聖地」になった。新華社が伝えた。

國(guó)慶節(jié)連休期間に、瀋陽(yáng)故宮博物館は「色とりどり——中國(guó)古代花卉モチーフ文化財(cái)特別展」、「錦織のような自然——瀋陽(yáng)故宮所蔵山水畫(huà)特別展」など11件の展示を開(kāi)催し、観光客の間で外せない観光ルートになった。

瀋陽(yáng)故宮博物館の李聲能館長(zhǎng)は、「飛行機(jī)や高速鉄道で博物館の展示を見(jiàn)學(xué)するために瀋陽(yáng)にやって來(lái)た観光客が多い。國(guó)寶を一目見(jiàn)るため、博物館の周りには開(kāi)館前から強(qiáng)い日差しをものともせず、100メートルにもなる長(zhǎng)い行列ができている」とした。

ここ數(shù)年、連休には博物館に出かけるという人が増えている。博物館も豊富で多彩かつさまざまなスタイルの文化イベントを打ち出し、大勢(shì)の人々を博物館に呼び込んでいる。

遼寧省博物館で7日にスタートする「大唐を再び眺める」と題した書(shū)畫(huà)文物展は、唐の時(shí)代に縁のある貴重な文化財(cái)の収蔵品100點(diǎn)を展示する。文化財(cái)を見(jiàn)たい人々のニーズに応えるため、すべての參観者が時(shí)間帯ごとに予約して參観するシステムを試験的に採(cǎi)用し、入場(chǎng)制限も毎日実施するという。

また、瀋陽(yáng)故宮が國(guó)慶節(jié)連休に打ち出した盛京に関する企畫(huà)も観光客の間で人気だ。會(huì)場(chǎng)では清の時(shí)代の文官?武官が皇帝にあいさつをする華やかな場(chǎng)面が再現(xiàn)され、清時(shí)代の文化的特色を十分に味わうことができる。ぜひとも體験しようと會(huì)場(chǎng)周辺には観光客が大勢(shì)集まり、寫(xiě)真や動(dòng)畫(huà)を撮影して、文化的ムードあふれる精彩に富んだひとときをカメラに収めていた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年10月4日