第7回世界軍人運(yùn)動(dòng)會(huì)が18日に湖北省武漢市で開(kāi)幕し、これにより開(kāi)催地の武漢も一躍腳光を浴びている。人民網(wǎng)が伝えた。

「食べ物には、その都市の気質(zhì)や魂が込められている」とよく言われるが、武漢の気質(zhì)や魂は、大河大湖や街の隅々、早朝と夜半に隠されていると言っていいかもしれない。人民網(wǎng)は18日からグルメを通じて視聴者に古き良き武漢の気質(zhì)とその魂に紹介するショート動(dòng)畫「遇見(jiàn)?武昌」の配信をスタートした。

「過(guò)早」中國(guó)の代表的な軽食

1日は朝から始まる。1日3食のうち、朝食は、毎日の生活の「儀式感」を最も良く體現(xiàn)するものであり、良い香りが漂う朝ごはんを売る店は、寢ぼけた人々の眼を覚ます良薬であり、一夜が過(guò)ぎ去った都市の疲労感を解放してくれる。武漢市民の朝は、幸福度100％の「過(guò)早（朝ごはん）」から始まる。

武漢では、朝食のことを「過(guò)早」と呼ぶ?！高^(guò)」という字から、武漢の人々の朝食に対する態(tài)度が見(jiàn)て取れる。自由奔放な風(fēng)格の中に、朝食を重んじる精神が貫かれており、ここに武漢獨(dú)特の「過(guò)早文化」が集約されている。

戸部巷は、武漢の「過(guò)早文化」における最も説得力を備えた場(chǎng)所と言えるだろう。武漢の「過(guò)早グルメ」の持つ幅広さと豊富さが、この戸部巷で余すことなく再現(xiàn)されている。長(zhǎng)さ150メートルほどの古い路地は、400年という悠久の歴史を誇り、各種各様の武漢の過(guò)早グルメや美味しい軽食を味わうことができる。路地にある見(jiàn)た目はいたって普通の店でも、実は何代も受け継がれてきた伝統(tǒng)の結(jié)晶かもしれない。過(guò)早をめぐる武漢市民の記憶は全て、ここに集約されていると言っても過(guò)言ではない。

武漢の過(guò)早は、季節(jié)を問(wèn)わず、もちろん場(chǎng)所も問(wèn)わない。その豊富さは目を見(jiàn)張るほど充実しており、バラエティに富んだ美味しさと賑やかさを備えた武漢は唯一無(wú)二の「朝食の都」と言っていいだろう。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年10月16日