「雙流」という地名を聞いて、何を連想するだろうか？即座に口をついて出るのはおそらく「空港」だろう。この利用客數(shù)が5千萬(wàn)人を超える國(guó)際空港は、無(wú)數(shù)の國(guó)內(nèi)外の観光客にとってあこがれの地となっている。

四川省の成都雙流空港は中國(guó)大陸部で第4のハブ空港だ。成都市雙流區(qū)は、雙流空港の優(yōu)位性をよりどころにして、國(guó)際的な知名度が高く、中國(guó)で一流の航空経済都市として、極めて規(guī)模の大きい空港関連産業(yè)圏を築いている。

この魅力あふれる場(chǎng)所を訪れると、空港以外にも実は多くの見(jiàn)どころがあることに気付くだろう。

空港付近にあるコスモス畑では、各地から訪れた人々が一面のコスモスの中に身を置き、飛行機(jī)が遠(yuǎn)く頭上をゆっくりと飛んでいくのを眺めている。コスモスと飛行機(jī)の組み合わせはまったく新しい體験だ。

朝に錦官城（成都）を出でて、夜に黃竜渓に宿する。錦江と鹿渓江が合流する黃竜溪古鎮(zhèn)では、千年の歴史を持つ川湊の櫂の音や街の燈り、そして民族舞踴の「火竜燈舞」が放つ火花を楽しむことができる。

百年の歴史を経て來(lái)た彭鎮(zhèn)老茶館では、顔中に皺が刻まれたお年寄りがキセルをくわえ、何も気にかけることなどないような穏やかな表情を浮かべてすっかり黃色くなってしまった竹製の椅子に腰かけている。

雙流のグルメも垂涎の的だ?；疱伭侠恧洹咐蠇寖奉^」（ウサギの頭を煮込んだ料理）、「黃甲羊肉湯」（羊肉スープ）、「白家肥腸粉」（豚の腸と春雨入りスープ）、一根麺（一本麺）などなど、ネットでも有名なこれらのグルメを食べつくすには、1週間あっても足りないかもしれない。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年10月15日