「ダブル11（11月11日のネット通販イベント）」が到來し、第一線で働く全國210萬人の宅配員が最も忙しい一週間がやって來た。國家郵政局の推算によると、今年の「ダブル11」効果は今月18日まで続き、宅配物処理件數(shù)は業(yè)界全體で28億件に上る見通しだ。中國青年報が伝えた。

全國総工會は、今年の「ダブル11」に際し、忙しく第一線で働く宅配員をねぎらう目的で70萬元を拠出する?！刚淠凶印工猡丹蓼钉蓼省弗榨取工蚴埭比·盲?。たとえば北京では、「宅配業(yè)従事者」も職階査定の対象となった。

北京市はこのほど、宅配業(yè)従事者のキャリア発展の道をよりスムーズなものとする目的で、革新的な措置を打ち出し、宅配業(yè)従事者を?qū)澫螭趣筏空J定プログラムを新たに設(shè)け、技術(shù)員?エンジニア補佐?エンジニア?高級エンジニア?正高級エンジニアという5つの等級を設(shè)置した。同時に、宅配業(yè)務の高技能者と宅配業(yè)関連技術(shù)者がよりスムーズにキャリアを発展させられるルートを設(shè)け、宅配員がより多くの昇進チャンスを手にし、より大きなキャリア発展空間を獲得できるようになった。

江蘇省も今年7月、職階リストの中に「宅配業(yè)従事者」を初めて組み入れた。蘇州で働く22人の「宅配男子」および管理スタッフが、初めて同分野の技術(shù)職階に認定された。

中國郵政速達物流股フン有限公司（フンはにんべんに分）合肥市分公司で宅配業(yè)務に攜わる郭楠さんは、「正式な職階として認められることは、我々にとって間違いなく大きなメリットとなる。私は研鑽を積もうとずっと努力を続け、昨年は大學學部の社會人入試にも挑戦した。正式な職階として認められれば、宅配業(yè)に対する社會からの評価が高まることになり、自分の職業(yè)に対する誇りも高まるだろう」と話した。

北京順豊速運有限公司陶然北岸支部虎坊路點部石頭胡同ステーションで宅配員として働く斉南南さんは、「一生を通じて學び続けることで、自分の持つ技術(shù)にさらに磨きをかけたい」と抱負を述べた。

中國國防郵電工會（労働組合）の黃敬平副主席は、「中國の宅配業(yè)の成長スピードは、5年連続で世界トップの座を維持している。現(xiàn)代の宅配業(yè)は、もはや従來の労働密集型産業(yè)ではなくなった。この産業(yè)規(guī)模を支えているのは、『ラストワンマイル』を走り回る宅配員だけではない。ほかにも、ドローン設(shè)計や人工知能、機械學習など最前線業(yè)務に攜わる技術(shù)スタッフが支えになっている」としている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月12日