中國科學(xué)院電工研究所の王秋良のチームはこのほど、中心磁場が32.35T（テスラ）に達する全超伝導(dǎo)電磁石の開発に成功した。この電磁石は獨自開発された高溫內(nèi)挿電磁石技術(shù)を採用し、米國立強磁場研究所が2017年12月に作った32.0Tという世界記録を更新し、中國のハイフィールド內(nèi)挿電磁石技術(shù)が世界の先進水準に達したことを意味する。人民日報が伝えた。

低溫超伝導(dǎo)電磁石の磁場強度の上限はこれまで23.0T前後だった。王氏のチームは今回、新たな超伝導(dǎo)コイルとサポート構(gòu)造を設(shè)計?構(gòu)築し、コイル全體の電流の密度と局部の安全裕度を高めるとともに、軸方向弾性支持構(gòu)造とレーシング裝置を使い、超伝導(dǎo)端子の引張応力局部集中に抵抗する能力を高めた。これによりハイフィールド內(nèi)挿電磁石の電磁安全裕度と応力安全裕度が大幅に向上した。試験によると、この極高磁場超伝導(dǎo)電磁石は、液體ヘリウムの中で32.35Tという中心磁場を?qū)g現(xiàn)し、32.35Tの全超伝導(dǎo)電磁石の安定稼働を?qū)g現(xiàn)した。そのキーテクノロジーパロメータは、総合極端條件実験裝置國家重大科學(xué)技術(shù)基礎(chǔ)実施プロジェクトの極端強磁場に対する技術(shù)的條件を満たした。

この研究成果は世界一流水準の総合極端條件実験裝置の利用者に利用される。中國の物質(zhì)科學(xué)の新しい物理的狀態(tài)、新現(xiàn)象、新法則などの基礎(chǔ)研究及び応用研究に、最先端の強磁場実験條件を提供する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月6日