江西省南昌市青山湖ハイテク産業(yè)パーク丹石コミュニティの住民である萬輝鵬さんは早朝、スマート分別回収裝置の前で顔認(rèn)証を行い、対応する窓口にペットボトルを3本投入し、ディスプレイには「投入成功、0.12元」と表示された。この全過程に30秒もかからなかった。萬さんが攜帯電話のアプリを立ち上げると、エコポイントが累計(jì)100ポイント以上になっていると表示され、現(xiàn)金化を申請(qǐng)すると、しばらくすると口座に振り込まれた。新華社が伝えた。

顔認(rèn)証、ビッグデータモニタリング、投入ミスの表示、ゴミの現(xiàn)金化―スマート技術(shù)がゴミ分別を後押しし、同コミュニティで異なる効果をもたらしている。

同コミュニティ黨支部書記の陳麗氏は、「コミュニティでは以前も分別回収ゴミ箱が設(shè)置されていたが、ゴミ分別が徹底できなかった。ゴミ分別は長い間コミュニティ內(nèi)の約1600世帯の住民に突きつけられた難題だった」と話した。

同産業(yè)パークは昨年9月より、エリア內(nèi)のコミュニティでスマート分別回収裝置を試験的に導(dǎo)入した。

筆者が同コミュニティを訪れたところ、スマート分別回収裝置はペットボトル、布類、紙類、有害ゴミの4種類に分かれていた。それぞれ投入口と箱があり、上に畫像と文字で各種ゴミの特徴が記されており、裝置の両側(cè)には、投入ミスをチェックするビデオカメラが設(shè)置されていた。

よく子供を連れてゴミを捨てに來るという頼琴菊さんの子供2人は顔認(rèn)証、スマートインタラクティブに興味を持っている。頼さんは「スマート分別回収裝置が設(shè)置されてから、私は子供たちにゴミの投入に注意するよう教えている。彼らも意欲的だ」と述べた。

スマート分別回収裝置は現(xiàn)在、南昌市の70のコミュニティ、15萬世帯の人に使われており、自然資源を290トン以上節(jié)約している。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月7日