2020年、紫禁城（故宮）は創(chuàng)建600年、故宮博物院は創(chuàng)設(shè)95周年を迎える。では、數(shù)多くのファンを抱える故宮博物院は來(lái)年、どんなイベントを開(kāi)催する計(jì)畫(huà)なのだろうか？中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

19年12月30日、故宮博物院は、故宮創(chuàng)建600年、故宮博物院創(chuàng)設(shè)95周年を記念する主なイベントを発表した。

故宮博物院は20年に、貴重な文化財(cái)を紹介する一連の展覧會(huì)を開(kāi)催する計(jì)畫(huà)で、そのテーマは古代建築や書(shū)畫(huà)、古代器物、中國(guó)と外國(guó)の文明などとなっている。

うち、「紫禁城創(chuàng)建600周年展」は、600年間のうち重要なポイントとなる約20の年に的を絞り、その年に行われた故宮の重要な修繕や改造、保護(hù)などを紹介することを通じて、600年間の紫禁城內(nèi)の変化を描き出す。

「往昔世相——故宮博物院が所蔵する古代の人物畫(huà)展」は、故宮博物院が所蔵している傑作人物畫(huà)をピックアップして、東晉から南北朝、明、清の時(shí)代までの発展の流れを描き出す。報(bào)道によると、名畫(huà)「韓熙載夜宴図」も同展覧會(huì)で展示される予定となっている。

「千古風(fēng)流人物——蘇軾（そしょく）の書(shū)畫(huà)特別展」では、中國(guó)北宋代の詩(shī)人?書(shū)家?畫(huà)家である蘇軾（蘇東坡）の蕓術(shù)的技量やその人格、後世に與えた影響などが紹介される。

故宮內(nèi)にある武英殿では「陶磁器館」が再び一般公開(kāi)され、中國(guó)の陶磁器の発展史をテーマに、8000年もの間途切れることなく続いてきた陶磁器の発展の歴史を紹介する。再公開(kāi)後、「陶磁器館」で陳列される文化財(cái)は以前の400點(diǎn)から1000點(diǎn)に増える。

その他、「中國(guó)?ヴェルサイユ展」も來(lái)年開(kāi)催される計(jì)畫(huà)だ。同展覧會(huì)では14年にヴェルサイユ宮殿で開(kāi)催された大型特別展「ヴェルサイユ宮殿の中の中國(guó)/18世紀(jì)のアートと外交」をベースに、故宮博物院が所蔵しているフランスの宮廷や宣教師、使節(jié)が攜えてきた貴重な文化財(cái)などを加えて、18世紀(jì)に盛り上がりを見(jiàn)せた中國(guó)とフランスの文化とアートをより多彩かつ網(wǎng)羅的に紹介する。

また、一連の特別展のほか、ドラマ「故宮如夢(mèng)」も製作される計(jì)畫(huà)となっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年1月1日