中國航空集団有限公司（以下「中航集団」）は今月16日、中國民用航空局の要請を受けて、在日本中國大使館の手配の下、チャーター便としてエアバスA330-300?CA081便を手配。日本の東京から湖北省籍の旅客207人を乗せて、武漢市に向かった。同旅客機(jī)には、日本の社會各界や華人?華僑から寄付された防疫物資約600點(diǎn)、3.5トン相當(dāng)も積み込まれていた。同便は北京時(shí)間午後7時(shí)6分、武漢天河國際空港に到著した。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

中國國際航空股フン有限公司（フンはにんべんに分。以下「CA」）は今月5日にも、チャーター便を手配。大阪から湖北省籍の旅客223人が武漢市に戻った。

CAは、東京國際空港（羽田）國際線ターミナル1階にチャーター便専用のチェックインカウンターを設(shè)置した。CAの馮力日本支社長によると、中國國家衛(wèi)生健康委員會が、チャーター便の安全性を確保するために、全行程に參加する醫(yī)療スタッフを手配。チェックイン手続き時(shí)と搭乗前に乗客の體溫を測ったほか、搭乗者全員が全過程でマスクを著用するよう見守った。また、チャーター便が武漢に到著してからも、旅客全員は現(xiàn)地の衛(wèi)生検疫當(dāng)局と協(xié)力して検疫手続きを受けた。チャーター便の飛行任務(wù)完了後、「中航集団」は中國政府が発表している感染防止緊急対応プランや消毒方法に基づいて、飛行機(jī)の徹底した消毒を行うほか、運(yùn)航乗務(wù)員も全員、14日間の隔離観察を行った。

今月16日の時(shí)點(diǎn)で、中航集団は、救援用のチャーター便を合わせて31便手配。醫(yī)療従事者約3100人、海外の中國人430人、防疫物資約240トンを輸送した。また、通常運(yùn)航する約600便を利用して、防疫物資約950トンを輸送した。

新型コロナウイルス感染拡大が深刻化して以來、在日本中國大使館は、湖北省籍の中國人の帰國問題を重視。日本に來て足止めされているそれら中國人ができるだけ早く帰國できるようサポートしている。在日本中國大使館の詹孔朝參事官兼総領(lǐng)事によると、帰國後、ビザの期限切れなど、さまざまな理由ですぐに日本に戻ることができない中國人留學(xué)生もたくさんいる。同大使館はその面でも、日本側(cè)と積極的に話し合いを進(jìn)め、早急に問題を解決できるよう取り組んでいる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年2月17日