海外で新型コロナウイルスによる肺炎の流行が深刻化する中、ウイルス対策の物資へのニーズがどんどん大きくなっている。中國(guó)國(guó)內(nèi)の感染狀況が抑制され好転するのにともない、ウイルス対策物資を生産する中國(guó)の多くのメーカーが海外への輸出の準(zhǔn)備を進(jìn)めている。統(tǒng)計(jì)によると、三■（品の口が金）醫(yī)療や楽普醫(yī)療など多くの上場(chǎng)企業(yè)が公告を出し、傘下企業(yè)の製品が歐州連合（EU）の輸出許可を取得したことを明らかにした。「証券日?qǐng)?bào)」が伝えた。

検査キットメーカーは取材に対し、「當(dāng)社がEUの輸出許可を取得したのは輸出のためだ。しかし現(xiàn)在の受注狀況などを明らかにすることはできない」と述べた。

注目されるのは、防護(hù)物資以外に醫(yī)薬品にも輸出ニーズがあり、板藍(lán)根や金銀花など中國(guó)醫(yī)薬の輸出も投資家の関心を呼んでいることだ。

3月15日夜、三■醫(yī)療は公告を出し、同社の使い捨て醫(yī)療用マスクが同社の在歐州EU代表機(jī)関であるLuxus Lebenswelt GmbHによってEUでの醫(yī)療機(jī)器登録を終えたことを明らかにした。同製品はEUのCEマーキングでの適合宣言をクリアしており、EU市場(chǎng)に參入できる條件をすでに備えている。

マスクなどの防護(hù)物資だけではない。感染癥対策では、ウイルスを正確かつスピーディに検査することが、感染の拡大を防ぐ重要な手段の1つになる。

3月12日には、楽普醫(yī)療が公告を発表し、同社の全額出資子會(huì)社の楽普（北京）醫(yī)療機(jī)器股フン有限公司（フンはにんべんに分）が獨(dú)自に開発した新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）の抗體検査キット（金コロイド免疫クロマトグラフィー法＜GICA＞）がEUのCEマークを取得し、EU市場(chǎng)への參入資格を得たことを明らかにした。

筆者の統(tǒng)計(jì)によると、楽普醫(yī)療だけでなく、三諾生物や広州萬(wàn)孚生物など複數(shù)のメーカーも、それぞれの新型コロナウイルス検査製品がEUへの參入資格を取得したことを明らかにした。

海外での感染癥の拡大にともない、複數(shù)の上場(chǎng)企業(yè)が海外に製品を出荷したとしている。

東華能源は雙方向プラットフォームで、「海外で感染癥が徐々に拡大していることを受けて、當(dāng)社は中國(guó)國(guó)內(nèi)での醫(yī)療用マスクなど醫(yī)療用防護(hù)用品の生産を保障することを前提として、2020年2月からインドやベトナムなどへマスクや醫(yī)療用防護(hù)服などの生産に必要な醫(yī)療用不織布の原料を累計(jì)3千トン以上輸出した。市場(chǎng)の狀況を踏まえ、生産計(jì)畫と輸出計(jì)畫を合理的に立てていく」とした。

また中國(guó)醫(yī)薬が新型肺炎対策で果たす役割に注目が集まっている。関連メディアの報(bào)道によれば、板藍(lán)根や金銀花のお湯に溶いて飲む顆粒などが米國(guó)でよく売れているという。この背景の中、一部の投資家は上場(chǎng)企業(yè)に板藍(lán)根と金銀花を含む中國(guó)醫(yī)薬の輸出狀況を問い合わせている。華潤(rùn)三九は投資家との雙方向プラットフォームで、同社の事業(yè)全體に占める海外事業(yè)の割合は極めて小さく、板藍(lán)根の輸出は少量であることを明かした（最近は輸出の一部を寄贈(zèng)分に當(dāng)てたという）。また同社は中國(guó)國(guó)內(nèi)で感染狀況が効果的に抑制されるようになり、海外各國(guó)の感染狀況が日に日に深刻化するのを受けて、中國(guó)醫(yī)薬を配合した顆粒などの商品を開発し、海外市場(chǎng)を開拓しているところだという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年3月18日