新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、日本政府は先ごろ、東京や大阪など7都府県を?qū)澫螭摔筏烤o急事態(tài)宣言を出した。現(xiàn)在、日本國(guó)內(nèi)の新型コロナウイルス感染者はすでに9000人近くに上っている。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

日本雲(yún)南聯(lián)誼協(xié)會(huì)の丁恵蘭理事長(zhǎng)は、「現(xiàn)地に留まり、心を一つにして防疫に努めるのが現(xiàn)在のベストの選択だ」と話(huà)す。丁理事長(zhǎng)によると、感染が発生した後、大使館は日本各地の華僑団體との間に微信（WeChat）上で「疫情之家」と名付けたグループチャットを立ち上げ、権威性の高い情報(bào)や政策の解説などの內(nèi)容を迅速に発信し、さらに華僑団體を通じて各個(gè)人まで情報(bào)を行き渡らせ、防疫対策を?qū)g行するよう促した。大使館スタッフはまるで「家族」のように、在日同胞とともに防疫の最前線で奮闘しているという?！袱い倪B絡(luò)しても対応してくれるという『非常に強(qiáng)い存在感』があり、『頼りになる』と思うことができた」と丁理事長(zhǎng)は言う。

防疫の面で、在日本中國(guó)大使館は非常に大きな努力を払った。大使館の微信公式アカウントは頻繁に記事を更新し、新型コロナウイルス感染についてのさまざまな情報(bào)を素早く発信し、中日両國(guó)の防疫政策と方法を紹介し、日本に居留する同胞との相互連絡(luò)ルートを開(kāi)設(shè)し、醫(yī)療相談や業(yè)務(wù)手続等に関連する質(zhì)問(wèn)に迅速に対応している。

1月29日、大使館は華僑?華人団體に対し新型コロナウイルス感染予防?抑制を強(qiáng)化するよう呼びかけ始め、華僑団體に対し內(nèi)部登録調(diào)査制度を作ることを推奨し、日本に戻った人は自主的な隔離措置を取り、人が集まるような活動(dòng)をやめ、接客を減らし、日常の防護(hù)を強(qiáng)化するようアドバイスした。2月27日、大使館は日本在留同胞への公開(kāi)書(shū)簡(jiǎn)を発表し、同胞に対し、感染狀況の変化にこまめに注目し、人が多く集まる活動(dòng)などに參加することを避け、心を一つにして協(xié)力し、感染癥と闘うよう呼びかけた。ほかにも、大使館は中國(guó)工程院院士の張伯禮氏を招き、オンラインで同胞の質(zhì)問(wèn)に答えてもらい、オンラインでの交流イベントを何度も行った。

各方面の努力が顕著な成果をあげていることは、事実によって証明されている。統(tǒng)計(jì)データによると、日本の新型コロナウイルス感染者のうち中國(guó)公民は81人で、うち68人はクルーズ船「ダイヤモンド?プリンセス」號(hào)の乗客であり、現(xiàn)在少なくとも75人が治癒?退院した。日本に在留する華僑?華人約100萬(wàn)人のうち、ウイルスに感染した人の割合は非常に低い。

在日本中國(guó)大使館の詹孔朝參事官兼総領(lǐng)事は14日、取材に応じた際、「日本政府が打ち出した各政策に対する華僑?華人の協(xié)力度は非常に高く、自発的に個(gè)人の行動(dòng)を自粛し、積極的に同胞間で助け合っている。感染が拡大して以來(lái)、大使館も一貫して現(xiàn)場(chǎng)での業(yè)務(wù)をしっかりやるよう努力し、商務(wù)処は中國(guó)系企業(yè)の対応に當(dāng)たり、教育処は留學(xué)生に対応し、ほかにも海外在留同胞の対応に當(dāng)たっている部門(mén)もある」と述べた。詹総領(lǐng)事によると、次の計(jì)畫(huà)としては、さらに踏み込んだ取り組みを行い、日本在留同胞が直面している実際上の困難を迅速に把握し、彼らが早急に問(wèn)題を解決できるようサポートしていくという。また詹総領(lǐng)事は、「萬(wàn)が一同胞の健康狀態(tài)に問(wèn)題が生じた場(chǎng)合、最終的には日本の醫(yī)療體系のもとで治療を受ける必要がある。大使館も日本側(cè)との相互連攜を強(qiáng)め、必要な時(shí)に同胞が迅速かつ有効な治療を確実に受けられるようにしていく」と述べた。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年4月16日