日本で新型コロナウイルス感染拡大が日に日に深刻化している中、日本語(yǔ)學(xué)科のある北京月壇中學(xué)（中高一貫校）の卒業(yè)生らが積極的に行動(dòng)を起こし、4日に醫(yī)療用マスク6000枚を日本の友好交流校に寄贈(zèng)した。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

今月4日に日本の友好交流校に発送された北京月壇中學(xué)卒業(yè)生の寄贈(zèng)物資。

月壇中學(xué)の卒業(yè)生らは、自分たちで作った日本の文化である川柳の中國(guó)語(yǔ)版「中日隔海望、毗鄰知己共禮尚、攜手瘟疫抗（中日は海を隔てて見守り、隣國(guó)の知己として禮を重んじ、共に手を取り感染癥と闘う）」と書かれた紙を援助物資に貼った。その川柳には中國(guó)唐代の詩(shī)人?王勃が友人である杜少府が蜀州へと赴任していくのを送るときに詠んだ詩(shī)の「海內(nèi)存知己、天涯若比鄰（天下に知己があれば、地の果てにいようとも気持ちは通い合う）」という言葉と、古典「禮記」に出てくる「禮尚往來（禮は往來を重んじる）」という言葉を參考にして作られたという。

今月6日晝の時(shí)點(diǎn)で、日本國(guó)內(nèi)で新型コロナウイルの感染が確認(rèn)された人數(shù)は、クルーズ船プリンセス?ダイヤモンドの乗客?乗員を除き、3872人に達(dá)した。そのうち東京だけを見ると、2日連続で新たな感染者數(shù)が100人を超え、感染者數(shù)はすでに1033人と、日本で流行が最も深刻な都市となっている。以下、大阪府408人、神奈川県265人、千葉県260人と続いている。日本では感染が想像以上のスピードで広がっており、中日友好の証ともいえる北京月壇中學(xué)の卒業(yè)生らは微信（WeChat）のグループチャットを通して、日本へのマスク寄贈(zèng)を呼びかけた。

日本で感染が広がる中、月壇中學(xué)卒業(yè)生が行動(dòng)を起こし調(diào)達(dá)した醫(yī)療用マスク6000枚が入った段ボール箱。

北京月壇中學(xué)卒業(yè)生の代表によると、寄贈(zèng)の呼びかけには、世界各地にいる卒業(yè)生48人がすぐに答え応じたという。そして、連絡(luò)を受けた北京月壇中學(xué)のバックアップも得て、1週間のうちにマスク販売業(yè)者と連絡(luò)を取り、購(gòu)入し、発送するまでの寄贈(zèng)に関する全ての業(yè)務(wù)を完了させた。

北京月壇中學(xué)は、北京で唯一日本語(yǔ)を第一外國(guó)語(yǔ)學(xué)科としている公立中學(xué)で、長(zhǎng)年、日本の數(shù)々の學(xué)校や教育機(jī)関と友好関係を保っており、1990年代には、日本の首相夫人が何度も訪問した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年4月8日