世界保健機(jī)関（WHO）はこのほど新型コロナウイルスによる肺炎への対応で取った行動のタイムラインを発表し、その後もタイムラインの更新を続けている。それによると、中國は最も早い段階では2019年12月31日に肺炎の癥例を報(bào)告して、新型コロナウイルスを確認(rèn)している。WHOは2020年1月1日に感染対応の緊急事態(tài)に入った。中國新聞社が伝えた。

タイムラインによると、WHOは1月1日に緊急事態(tài)管理支援チームを発足し、同チームは本部、地域拠點(diǎn)、國の3レベルで構(gòu)成された。同4日には初めてSNSで、中國の湖北省武漢市に肺炎の癥例が出たと発信した。翌5日、新型肺炎に関する「感染発生情報(bào)」第一回を発表し、中國から報(bào)告された武漢市での肺炎の集団発生事例における患者の狀況や公衆(zhòng)衛(wèi)生対策を報(bào)告した。10日にはオンラインで一連の総合的技術(shù)指導(dǎo)を発表し、當(dāng)時(shí)の同ウイルスへの認(rèn)識に基づき、あらゆる國にどのように発見、検査、潛在的癥例を管理するかのアドバイスを送った。

1月12日、中國が同ウイルスの遺伝子配列を公表した。14日にWHOの感染癥専門家のマリア?ファン?ケルクホーフェ氏は、同ウイルスには限定的なヒトからヒトへの感染がみられ、より広い範(fàn)囲で爆発的に拡大する可能性があることを認(rèn)めた。20日と21日、WHOの中國駐在事務(wù)所と西太平洋地域事務(wù)所の専門家が武漢で短期間の実地視察を行った。22日に視察チームは聲明を出し、武漢市にヒトからヒトへの感染が存在した証拠があると発表した。

1月22日から23日にかけて、WHOのテドロス事務(wù)局長は緊急委員會會議を開催し、肺炎の感染狀況が世界の注目する公衆(zhòng)衛(wèi)生上の緊急事態(tài)であるかどうかの判斷を行った。28日にはテドロス事務(wù)局長が率いるWHOハイレベル代表団が北京を訪れて中國の指導(dǎo)者と會談し、中國の対応措置をよりよく理解するとともに、さまざまな技術(shù)的支援を提供した。雙方は、トップレベルの科學(xué)者で構(gòu)成された國際チームが中國を訪れて具體的な狀況と全體的な対応措置を踏み込んで理解するとともに、情報(bào)?経験の交流を進(jìn)めることを決定した。

1月30日、テドロス事務(wù)局長は再び緊急委員會會議を開催し、新型肺炎は世界が注目する公衆(zhòng)衛(wèi)生上の緊急事態(tài)であると宣言した。

2月11日と12日、WHOは新型コロナウイルス研究?イノベーションフォーラムを開催した。中國疾病予防管理センターの高福センター長と疫學(xué)首席専門家の呉尊友氏が発言して狀況を説明した。16日から24日まで、WHO-中國合同視察団が北京、武漢、他の2都市を視察し、各地政府の衛(wèi)生擔(dān)當(dāng)者、科學(xué)者、醫(yī)療関係者と交流し、視察報(bào)告書を発表した。

3月11日、WHOは新型肺炎はパンデミックであると宣言した。13日に新型肺炎団結(jié)対応基金をスタートし、個人、企業(yè)、機(jī)関からの寄付を受け付けた。18日には協(xié)力パートナーと國際共同臨床試験をスタートした。この試験の狙いは世界各地で信頼できるデータを収集し、新型肺炎の最も効果的な治療法を見つけることにある。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年4月14日