武漢市新型コロナウイルス感染予防?抑制指揮部は17日、「武漢市の新型コロナウイルス感染者數(shù)?死者數(shù)訂正狀況に関する通告」を発表した。4月16日24時(shí)の時(shí)點(diǎn)で、感染者は325人増となり、感染が確認(rèn)された人のうち死者は1290人増となっている。（文?江寧。人民網(wǎng)掲載）

データの違いが生じたのはなぜか？世論はこの件に極めて注目し、「どうやら武漢市は本當(dāng)に隠蔽し、報(bào)告しなかったらしい」といった聲が聞かれた。道理があるように聞こえるが、本當(dāng)にそうなのだろうか？

この問(wèn)いかけに答えるのはそう難しいことではない。複雑な推理論証は必要なく、常識(shí)で考えれば済む話だ。甚大な自然災(zāi)害や突発事故、公衆(zhòng)衛(wèi)生上の緊急事態(tài)の後、新たな手掛かりや確実な証拠に基づいて、手抜かりがないか確認(rèn)し、疑問(wèn)點(diǎn)を調(diào)べて足りない點(diǎn)を補(bǔ)い、それまでの統(tǒng)計(jì)データを訂正することは、各國(guó)に共通の慣例だ。

関連當(dāng)局がそれまでのデータを修正することは、慣例に合っているだけでなく、自発的に偏向を正すことでもあり、事実に対して責(zé)任を持ち、歴史に対して責(zé)任を持ち、さらには命に対して責(zé)任を持つことだ。これは最も基本的な論理であり、最も基礎(chǔ)となる常識(shí)でもある。

常識(shí)に沿って、我々はさらに次のような問(wèn)いかけもすることができる。

まず、武漢市には、感染者數(shù)と死者數(shù)を隠蔽して報(bào)告しない必要性があったのか？

どんなことをする場(chǎng)合でも、最小限の損得勘定はするものだ。リスクを冒したとしても、その代わりに得られるリターンはごくわずかであり、ひいては自ら泥沼にはまることになってしまう。誰(shuí)がそんな勝負(fù)に出るだろうか？

関連データを隠蔽して報(bào)告しなかった場(chǎng)合、いつかはぼろが出て、事実は隠し切れないというリスクを負(fù)わなければならない。このリスクが行きつくところとして、隠蔽して報(bào)告しなかった者が歴史の恥辱の柱に括り付けられ、厳しく責(zé)任を問(wèn)われるという代価を払うことになる。得られるメリットは何か？數(shù)字が少しばかり少なかったからといって、昇進(jìn)できるのか？金儲(chǔ)けができるのか？あるいは米議會(huì)議員たちのように、新型コロナウイルスの感染拡大が明らかになる前に、株を大量に売卻して利益を得られるのか？

我々はこのような「プラスの方向の刺激」になるようなケースは見(jiàn)ていない。我々が目にしたのは、湖北省と武漢市の政府関係者が感染癥流行初期の対応が不十分だったとして責(zé)任を問(wèn)われている姿だ。こうした実際の例は、まるで鋭利な剣が頭上にぶら下がっているような危うさを感じさせるものだ。

次に、もし本當(dāng)に隠蔽して報(bào)告しなかったとして、データを「少なく」して、それで隠蔽者の責(zé)任が免除されるものだろうか？

武漢市は今回感染が最も深刻なエリアとなり、検査した人數(shù)は1千萬(wàn)規(guī)模にのぼり、感染者數(shù)は數(shù)萬(wàn)人、死者數(shù)は數(shù)千人となった。平和な時(shí)代の穏やかな日々においては、上記のどのデータも驚くべきものだ。情報(bào)が多元化し、広く伝わる社會(huì)において、このような重大な公衆(zhòng)衛(wèi)生上の緊急事態(tài)は、実質(zhì)的には高倍率顕微鏡のレンズの下に置かれて観察されているようなものだ。

一部のデータを減らせば、そのデータをいじった人の責(zé)任が免除されるか、少なくとも罰を軽減することができるという論理が仮に成立するとしたら、なぜいっそのこと「もっと大膽に手心を加え」て、データをもっと「それらしく」しなかったのか？そのほうが責(zé)任を回避しやすかったのではないか？

最終的に発表されたデータと比べると、2組のデータの誤差は合理的な範(fàn)囲に収まっている。統(tǒng)計(jì)學(xué)の一般原理に基づいて推測(cè)すると、これは統(tǒng)計(jì)方法上のミスであり、故意に隠蔽したものではない。この両者には本質(zhì)的な違いがあることを、はっきりと言っておかなければならない。

第三に、なぜデータに違いが生じたのか？

これは実際には技術(shù)的な問(wèn)題で、多くの客観的條件の制約によるものだ。感染癥が発生した當(dāng)初は、ウイルスPCR検査能力が非常に不足していただけでなく、重癥患者と重體患者の治療のための資源も極めて不足していた。湖北省、特に武漢の感染予防?抑制のニーズと治療能力との間には、大きな隔たりが生じていた。このような狀況では、いかなる國(guó)であっても、死角を殘さず、漏れのないようにするのは難しく、迅速に対応できず統(tǒng)計(jì)に入れられないケースが生じるのは避けられない。各國(guó)ですでに生じた事実や現(xiàn)在生じつつある事実は、この點(diǎn)に関する十分な論拠となっている。

新型コロナウイルス感染癥が世界中に蔓延して以來(lái)、我々はますますウイルスの狡猾さと人間の認(rèn)識(shí)の限界を思い知らされることになった。先進(jìn)國(guó)であれ、発展途上國(guó)であれ、突如襲ってきた感染癥を前にして、萬(wàn)全の準(zhǔn)備を整えていた國(guó)は1つもなかったと言えるだろう。限りある醫(yī)療資源を重癥患者と重體患者の治療に集中させることは、感染癥流行初期において最も理性的な選択だ。今、感染拡大という大きな試練にさらされている國(guó)や社會(huì)であれば、命を守るうえで瀬戸際の選択をしなければならない苦しさを?qū)g感できるはずだ。ましてや2ヶ月以上前に災(zāi)難に直面した際に、手探りで進(jìn)んだ中國(guó)と中國(guó)國(guó)民であればなおさらだ。

事実、全國(guó)からの支援チームが駆け付け、収容できる患者はすべて収容するための各措置が実施されるにつれて、湖北省と武漢市ではこうした問(wèn)題が迅速に解決された。

今回の感染癥との闘いという大きな試練において、中國(guó)の人々はこの國(guó)が確かに「人民を中心とした」國(guó)だということを目の當(dāng)たりにした。終始人民の生命の安全と身體の健康を最優(yōu)先することは、中國(guó)が何かに答えを示すうえでブレることのない主軸だ?！腹室猡穗L蔽する」ような、自分で自分の首をしめる近視眼的なやり方を、いまだかつて中國(guó)政府は取ったことがない。公開(kāi)され、透明であって初めて、感染の蔓延を早急に抑制することができ、正常な経済社會(huì)秩序を早急に回復(fù)できることを、中國(guó)はよく理解している。感染拡大の嵐の中にある國(guó)々も、この點(diǎn)を強(qiáng)く実感したはずだ。

事実に即して問(wèn)題を処理することは、中國(guó)が常に貫いてきた立場(chǎng)であり、原則だ。今回の感染癥拡大においても、中國(guó)はこの基準(zhǔn)を貫いた。世界中のどこにいる人々であっても、公正な心を持っていれば、大量の事実から、「中國(guó)は道義を極めて尊び、しかも身をもって行動(dòng)に移す」という1つの結(jié)論を?qū)Г坤工长趣扦毪悉氦馈＃ň幖疉K）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年4月17日