現(xiàn)在、スマホが手離せなくなっているという人も多いだろう。新型コロナウイルスが流行して以來、スマホを使っている時間が以前に増して長くなったという人もいれば、健全に、制限しながら使っているという人もいる。中國青年報社社會調(diào)査センターがこのほど、問巻網(wǎng)（wenjuan.com）と共同で、2005人を?qū)澫螭藢g施した調(diào)査では、1日にどれくらいスマホを使っているかについて、回答者の34.2％が「5時間以上」と答え、88.5％が「最近、使う時間が増えた」と答えた。89.9％は、「スマホ使用を自制し、良い習(xí)慣を身につける意識を高める必要がある」と感じていた。中國青年報が報じた。

回答者のうち、64.1％が近視だった?；卮鹫撙?6.4％がサラリーマン、18.5％が大學(xué)生、4.0％が中高生だった。

スマホの使用は主にショート動畫観賞や仕事の連絡(luò)に

北京で働く80後（1980年代生まれ）の張嘉敏さん（仮名）は、「1日のスマホの使用時間を5時間に制限する設(shè)定にしているものの、延長しなければならないときも多いため、7時間に変えた。最近スマホを使う時間が長くなっている主な理由は、仕事関連の連絡(luò)をオンラインで行うから。新型コロナウイルスが流行してからずっと、テレワークをしていて、オンラインで會議をしたり、業(yè)務(wù)連絡(luò)をしたりしている。また、しょっちゅう電話がかかってくるので、スマホが熱くなってしまうくらいだ」と話す。

河北省の大學(xué)に通う林淼さん（仮名）はやや深刻な近視。春節(jié)（舊正月、今年は1月25日）から、ずっと家で「巣ごもり」していて、オンライン授業(yè)以外は、ほとんどスマホやパソコンをいじって過ごしたという。そんな林さんは、「オンライン授業(yè)の時間を加えると、電子機(jī)器を使っている時間は1日當(dāng)たり10時間くらいになる。夜寢る前も、スマホをずっといじっている」と話す。

調(diào)査では、1日にどれくらいスマホを使っているかについて、「1時間以內(nèi)」という回答はわずか1.9％にとどまった。「1‐3時間」は15.8％、「3‐5時間」は41.1％、「5時間以上」は34.2％だった。

回答者の88.5％が「最近、使う時間が増えた」と率直に答えた。交流分析によると、すでに近視になっている回答者の割合は90.4％と、近視になっていない回答者の85.0％を大きく上回った。また、大學(xué)生のその割合が90.0％と最も高く、以下サラリーマンの88.8％と続いた。

調(diào)査では、最近、スマホで主に何をしているかについて、67.9％が「ショート動畫を見ている」、62.3％が「仕事の連絡(luò)」と答えた。その他は、微博（ウェイボー）や微信（WeChat）などのSNSを利用（53.3％）、ニュースや情報を見る（45.9％）、映畫?ドラマを見る（45.8％）、ゲームをする（38.2％）、オンライン授業(yè)を受ける（31.1％）などだった。

81.9％が「スマホ使う時間を意識的に抑制」

スマホを使う時間が長くなっている理由について、回答者の65.0％が「外出が減って、スマホにばかり注意が向いている」、60.9％が「オンライン娯楽が増えた」、60.3％が「オンライン業(yè)務(wù)、連絡(luò)が増えた」と答えた。その他は、時間つぶし（45.1％）、オンライン授業(yè)を絶対に受けなければならないから（41.8％）などだった。

林さんは既に、登校を再開しており、數(shù)ヶ月間の「巣ごもり」を振り返って、「スマホをいじる以外何もしていない。本當(dāng)に時間を無駄に使い、だらしなすぎたと思う」と、全く達(dá)成感が得られなかったとした。

調(diào)査によると、回答者の81.9％がスマホを使う時間を意識的に抑制している。その意識が最も高いのは、サラリーマンで82.8％、大學(xué)生が80.3％で続いた。近視になっていない回答者のその割合は84.4％で、近視になっている回答者の80.5％を明らかに上回った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年6月15日