中國人権研究會は9日「移民に対する深刻な差別と殘酷な扱いは『米國式人権』の偽善性を存分に暴露している」という文章を発表し、移民に対する米國政府の宗教的偏見、文化的差別、人種的排斥が一層ひどくなっていることを暴き出した。移民分野で、米國は極端な排外主義的政策を通じて他の人種を抑圧し、移民の基本的権利と人格的尊厳を侵害しており、いわゆる「米國式人権」の偽善性を露呈している。新華社が伝えた。

文章は「米國への移民は深刻な差別と殘酷な扱いを受けている。これは米國政府の移民に対する暴力的な扱い、國境地帯で大規(guī)模に移民の人身の自由を剝奪する逮捕と拘留に集中的に現(xiàn)れている。移民に対する「ゼロ容認(rèn)」政策は子供を両親から引き離している。移民及び子供は非人道的扱いを受け、生命権や健康権といった基本的人権が深刻に侵害されている」と指摘した。

さらに、文章は「米國の移民政策の排外主義は深刻な結(jié)果を招き、社會的対立を激化させている。移民政策に対する各界の見解の深刻な相違は社會的斷裂を激化させている。移民政策における人種差別は米國の國家としてのアイデンティティと民族融合のプロセスを深刻に損なっている。米國に多大な貢獻をしてきた移民をその政治制度を脅かし、國の財政と福利に負(fù)擔(dān)をもたらす外來者と見なし、排斥と迫害の犠牲者としている」と強調(diào)した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月10日