スイスのUBSグループの汪濤アジア経済研究主幹兼チーフ中國エコノミストは、「中國の第2四半期（4-6月）の國內(nèi)総生産（GDP）成長率の反転上昇幅が予想を上回ったことを考えて、通年のGDPの実質(zhì)増加率をこれまでの1.5％から2.5％に上方修正した」と述べた。

経済活動の大部分がほぼ常態(tài)に戻り、経済は全體としてさらに回復するものと期待されるが、第3四半期（7-9月）と第4四半期（10-12月）のGDP前期比増加率は目に見えて低下する可能性がある。これと同時に、最近の南方での水害の影響と経済全體の反転上昇ぶりが予想を上回ったことから、UBSは今年の消費者物価指數(shù)（CPI）上昇率の予測を2.5％に、來年のCPI上昇率予測を2.1％に、それぞれ小幅に上方修正した。

一方で汪氏は、「中國國內(nèi)の消費がプラス成長に転じ、不動産とインフラ建設(shè)投資が引き続き安定を維持するにつれて、たとえ前期比の増加率が大幅に鈍化したとしても、下半期のGDP実質(zhì)増加率は年率換算で5.5％から6％に戻る可能性がある」と補足した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月28日