
四川省文物考古研究院は28日、三星堆周辺で重要遺跡となる「聯(lián)合遺跡」が見つかったと発表した。専門家は、「この遺跡は、三星堆古城遺跡周辺にあった重要な集落とみられ、約5千年もの間続いた地域発展の足跡を網(wǎng)羅している」との見解を示している。
四川省広漢市南豊鎮(zhèn)聯(lián)合村1組にある「聯(lián)合遺跡」は、三星堆古城遺跡から約8キロメートル離れた場所にある。2019年10月から2020年6月末までの間に、面積4500平方メートルの遺跡の発掘が行われ、極めてバラエティに富んだ新石器時代から商、周、秦、漢、魏、晉、唐、宋、明、清の各時代の出土品が発見されている。

こうした出土品のうち、三星堆4期の「陶製のブタ」がこのほど世間の注目を集めている。発掘された陶製のブタは、真ん丸な顔につぶらな瞳、大きな鼻、そして口元は微笑みを浮かべたような表情をしている。
この「陶製のブタ」を目にしたネットユーザーがすかさず、「これって人気ゲームの『アングリーバード』に登場する敵キャラのミニオンピッグに激似!」とコメント。
瞬く間に、「三星堆のブタ」は、微博(ウェイボー)の人気検索ワードにランクインした。さらには三星堆博物館の微博公式アカウントにも、「三星堆のブタの展示予定はありますか?実物を是非見たい!」など矢も楯もたまらなくなったネットユーザーたちからコメントが寄せられた。なお、公式アカウント側(cè)の回答は、「まだそこまで決まっていない」というものだった。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月30日
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