中國電子情報産業(yè)集団有限公司（以下、「中國電子」）はこのほど、OS「銀河麒麟」のバージョン10を発表した。世界情勢の変化が激しく、海外のOSが長年にわたり獨占的な地位を占めるなか、同OSのバージョン10の発表はかつてないほど注目を浴びた。長期的に中國のOS研究開発に注目してきた中國工程院の倪光南院士は「麒麟バージョン10の発表により、國産OSの最新の技術(shù)力と研究成果が再び示された」と述べた。科技日報が伝えた。

OSはソフトウェアの魂、情報化セキュリティシステムの礎(chǔ)だ。今回発表された同OSのバージョン10は、中國電子の40年にわたるOSの獨自革新の道における段階的かつ代表的な成果とされている。麒麟ソフトウェア有限公司の孔金珠執(zhí)行社長は19日、取材に対し「新たに発表されたバージョンは中國最高のセキュリティレベルを持ち、國産OSの飛躍的な発展を急速に実現(xiàn)した。內(nèi)在的セキュリティ、モバイルとの融合、トップの性能、豊富な生態(tài)、體験性の向上、クラウドによる強化という6つの注目點がある。中國電子の長年にわたる技術(shù)開発、製品製造、プロジェクトの実踐の蓄積を集めた最新の成果だ」と述べた。

中國工程院の廖湘科院士は同OSの多くの開発に參加しており、今回発表されたバージョン10に自信を持っている。「同OSのバージョン10は海外の技術(shù)の獨占を打破することが期待されている。同OSを?qū)毪筏皮い胫袊吸h?政府や業(yè)界のユーザーはすでに1萬社にのぼる」と廖氏。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年8月21日