北京インターネット法院(裁判所)は先ごろ、「バーチャル法庭ボックス」を打ち出した。裁判官は3平方メートルのスペース內(nèi)で開廷し、案件を?qū)徖恧扦?。新華社が伝えた。
北京インターネット法院の◆貴清副院長(◆は人かんむりに示)によると、感染対策期間中、自宅待機やフレキシブル勤務(wù)などの必要性から、一部の裁判官らは通常通り裁判所で執(zhí)務(wù)することができなくなった。そのため、北京インターネット法院では「バーチャル法庭」インターネット裁判官案件処理システムをリリースし、執(zhí)務(wù)室にいなくても裁判官が案件情報閲覧や公文書閲覧、日常の案件事務(wù)処理をできるようにした。
北京インターネット法院は4月末、同法院內(nèi)に「バーチャル法庭ボックス」を設(shè)置した。ボックス內(nèi)部には「バーチャル法庭」技術(shù)を採用し、裁判官席とコンピューターを1臺設(shè)置。完全な法廷審問機能を備え、占有面積はわずか3平方メートルほどだ。この「バーチャル法庭ボックス」は主に少額訴訟の法廷審問や簡易法廷審問、証拠交換、調(diào)停などのニーズに対応する。
今年に入ってから、北京インターネット法院ではすでに1萬4千件を立件し、現(xiàn)在すでに8千件以上の審理を終えて判決を出しており、オンライン立件プラットフォームは順調(diào)に運営されているという。(編集AK)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月16日