10月16日は世界食料デーだった。國(guó)連食糧農(nóng)業(yè)機(jī)関（FAO）はこのほど初めて、世界の「食料の英雄」を選出し、新型コロナウイルス感染癥の中、食物を農(nóng)場(chǎng)から食卓へと屆けた普通の人々を稱(chēng)えた。

FAOの75年の歴史の中で、「食料の英雄」を表彰するのは今回が初めてのことだ。今回は26の個(gè)人と団體が選ばれ、湖北省武漢市の李志方さんも中國(guó)人として唯一選出された。

FAOの公式サイトでの紹介によると、李さんは湖北省武漢市にある武漢市強(qiáng)■（品の口が金）野菜生産販売専業(yè)合作社の販売マネージャーで、感染癥の中、武漢市の野菜の供給を保証し、価格を安定させた功績(jī)が評(píng)価されて選出された。感染癥の流行が始まった頃、野菜価格が高騰した。李さんは通常の価格で合作社に野菜を卸してほしいと野菜農(nóng)家を説得して回り、大手スーパーの供給を確保した。同時(shí)に、現(xiàn)地政府を支援するボランティアとなって生鮮食品が不足するコミュニティに野菜を?qū)盲?、屆け先には武漢華南海鮮卸売市場(chǎng)に近いエリアも含まれていた。李さんは、「當(dāng)時(shí)はこうしたコミュニティからの注文を受けるのをいやがる人が大勢(shì)いた」と振り返った。

武漢の封鎖中、深夜まで野菜を配達(dá)し続けた李志方さん。

FAOの公式サイトの情報(bào)によると、武漢が封鎖されていた間、李さんと李さんのチームは毎日、1袋が8キログラムほどの野菜の袋詰め1300袋を配達(dá)して回り、配達(dá)車(chē)に積み込む量は1回あたり5トンに迫ったという。

野菜の配達(dá)終了後、李さんと同僚たちは全身の消毒をしなけえば家に帰れなかった。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年10月17日