會議で特別記念講演を行う中國國務(wù)院新聞弁公室元主任の趙啓正氏。復(fù)旦大學(xué)日本研究センター提供。

復(fù)旦大學(xué)日本研究センターが21日開催した國際學(xué)術(shù)シンポジウム「新時代の中日関係：課題と展望」及びセンター設(shè)立30周年記念行事に、中國社會科學(xué)院、北京大學(xué)、復(fù)旦大學(xué)、東京大學(xué)、ソウル大學(xué)などから専門家や學(xué)者80人余りが出席した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

中國國務(wù)院新聞弁公室元主任の趙啓正氏は特別記念講演「RCEP締結(jié)後の中日関係の展望」を行い、將來の中日韓3か國による自由貿(mào)易圏建設(shè)への積極的な期待を表明した。趙氏は「『地域的な包括的経済連攜（RCEP）協(xié)定』の正式な締結(jié)は、中日両國が初めて直接的な自由貿(mào)易圏を築き、今後の両國の協(xié)力の深化に向けて新たな扉を開いたことを意味する」と指摘した。

會議で報告を行う前駐日大使、中日友好協(xié)會常務(wù)副會長の程永華氏。復(fù)旦大學(xué)日本研究センター提供。

前駐日大使、中日友好協(xié)會常務(wù)副會長の程永華氏は「新時代に入った中日関係は新型コロナウイルス感染癥による打撃、多國間貿(mào)易體制の挫折、グローバル?ガバナンス問題の突出という苦境に直面している。中日両國は政治?安全保障上の相互信頼の構(gòu)築、國民感情の修復(fù)、外的要素による妨害の回避といった面で一層努力するべきだ」と指摘した。程氏も中日両國による?yún)f(xié)力?イノベーションの深化、地域経済協(xié)力の推進、人的?文化的交流の深化に期待を示した。

前日本防衛(wèi)大學(xué)校長の五百籏頭眞氏は、過去30年間の中國の経済力と軍事力の発展を評価したうえで、「國際社會から信頼され、尊敬される大國にどう成長するかが、今後中國の直面する課題だ」とも述べた。

中國社會科學(xué)院日本研究所の楊伯江所長は中日両國の國力の変化を振り返ったうえで、「新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中日両國が協(xié)力して新型コロナへの勝利と経済発展という二大目標(biāo)を達成することが特に必要だ」と指摘。「政治的相互信頼を構(gòu)築したうえで、協(xié)力的姿勢で雙方が共に関心を寄せるアジェンダを推進し、率直で誠意ある姿勢で敏感な問題を管理?コントロールすることが、中日関係の長期安定的前進にとって極めて重要だ」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年11月23日