このほど北京市投資促進サービスセンターと同市大興區(qū)政府が共同開催した企業(yè)誘致イベントでは、まもなくスタートする第14次五カ年計畫期間に建設(shè)される中日國際協(xié)力産業(yè)パークが、出席した中國內(nèi)外の有名な機関や企業(yè)の代表、専門家らが活発な議論を繰り広げる注目點になった。これまでに、同パークは國家発展計畫委員會の設(shè)立許可を受け、建設(shè)地である大興區(qū)は企業(yè)22社と契約に調(diào)印した。「北京日報」が伝えた。

同パークの位置づけは、國際的な科學(xué)技術(shù)をめぐる?yún)f(xié)同?イノベーションと産業(yè)協(xié)力発展のモデルエリアというもので、將來は「3コア5チェーン1サポート」の産業(yè)発展構(gòu)造を形成することになる。具體的には、ヘルスケア、先端のスマート製造、未來の移動交通を発展させることを先導(dǎo)役である「3つのコア」とし、生物工學(xué)、材料科學(xué)、現(xiàn)代工法、人工知能（AI）、エネルギーの応用を開拓発展における「5つのチェーン」とし、これらを現(xiàn)代型サービス業(yè)によって「サポート」する産業(yè)システムを目指す。

同パークは京臺（北京-臺北）高速道路の両サイド、西紅門鎮(zhèn)、瀛海鎮(zhèn)、青雲(yún)店鎮(zhèn)、黃村鎮(zhèn)の4鎮(zhèn)が交わるところにあり、計畫では総敷地面積は約9.57平方キロメートルに上る。「1帯2軸3コア多チーム」からなる空間構(gòu)造を構(gòu)築し、イノベーション産業(yè)、生活サービス、情報発信の3つのブロックを構(gòu)築し、日本の先端産業(yè)と製造業(yè)の優(yōu)位性と結(jié)びついて、中國の巨大な市場、整った工業(yè)システム、整ったビジネス環(huán)境の優(yōu)位性を発揮させ、中日雙方が産業(yè)とイノベーションの優(yōu)位性によって補完し合うよう推進することになる。

日本の世界トップレベルの水素エネルギー産業(yè)の優(yōu)位性と大興區(qū)の空間的な資源の優(yōu)位性を利用して、同パークはまず水素エネルギーの応用分野に力を入れる。1日あたり4.8トンの水素を注入し、世界で注入量が最大のモデルステーション、水素エネルギー科學(xué)技術(shù)體験展示ホールがパーク內(nèi)に建設(shè)される予定で、將來は研究開発、テスト、生産、生活などの機能が一體化した「水素の泉」がテーマの科學(xué)技術(shù)パークに発展することを目指す。また大興區(qū)は北京清華工業(yè)開発研究院、中國水素エネルギーエンジニアリングセンターなどの研究機関と共同で、水素エネルギー産業(yè)イノベーションセンターを建設(shè)する。北京大興國際空港や京東の「アジア1號」物流拠點などの応用シーンを利用して、燃料電池自動車の空港バスや都市の物流などの分野での商業(yè)化応用を検討し、水素燃料電池車の公共交通や環(huán)境衛(wèi)生などの公共サービス分野での応用を積極的に推進するという。

ある日本の企業(yè)家は、「中日國際協(xié)力産業(yè)パークの建設(shè)は、日系企業(yè)と大興區(qū)の深いレベルでの融合、協(xié)力?ウィンウィンをバックアップし、北京の対外開放の最前線を共同で建設(shè)するのを支援することになる」と述べた。全國日本経済學(xué)會の張季風(fēng)常務(wù)副會長は、「大興區(qū)は大興空港の役割を十分に発揮させ、中日國際協(xié)力産業(yè)パークをプラットフォームとし、國際的な人材、資本、プロジェクト、技術(shù)などの生産要素の導(dǎo)入を強化することだ」と提案した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月15日