2021年に入り、河北省では新型コロナウイルスの感染者が300人以上確認(rèn)されている。ウイルスのゲノム配列解析の結(jié)果、中國(guó)國(guó)外から流入したウイルス株が原因だと見(jiàn)られている。その少し前の北京の感染拡大は、L型の「歐州家系分支」のウイルスが原因だった。その他、広東省は今月3日、英國(guó)から渡航してきた輸入癥例から、英國(guó)で発生した新型コロナウイルスの変異種とよく似た「B.1.1.7」を検出したと報(bào)告した。科技日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

変異種の流入が何度も確認(rèn)されているが、現(xiàn)有の新型コロナウイルスワクチンは有効なのだろうか？中國(guó)はどのように対応するのだろうか？

1月9日、中國(guó)國(guó)家衛(wèi)生健康委員會(huì)の曾益新副主任はそれらの質(zhì)問(wèn)に対して、以下のように説明した。

「ワクチン接種は、伝染病の大流行を抑制する最も有力な武器。2020年12月15日、中國(guó)で優(yōu)先的に接種するグループへの接種が正式に始まって以來(lái)、中國(guó)全土ですでに約750萬(wàn)人が接種した。加えて、その前に接種したハイリスクグループの約160萬(wàn)人を加えると、すでに900萬(wàn)人以上が接種したことになる」。

現(xiàn)有のワクチンも変異種に有効であることを研究が証明

中國(guó)國(guó)務(wù)院共同対策メカニズムの科學(xué)研究難関攻略グループは、當(dāng)初から専門(mén)の課題グループを立ち上げて新型コロナウイルスの変異狀況を研究、モニタリングしてきた。

曾副主任は、「中國(guó)の研究チーム2チーム（中國(guó)醫(yī)學(xué)科學(xué)院醫(yī)學(xué)実験動(dòng)物研究所と中山大學(xué)ウイルス研究所）が、2020年1月、2月、3月、4月、5月、6月に國(guó)內(nèi)で検出されたウイルス株と、英國(guó)で発生した変異種を比較すると、ワクチンを投與されたサルと人體で産生された抗體は、前者も、後者も、中和することが分かっている」と説明した。

それら研究はすでに雑誌に投稿され、発表を待っている狀態(tài)という。

曾副主任は、「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では、この変異種はワクチンの保護(hù)力には影響しないということは非常に明確だ」と強(qiáng)調(diào)している。

そして、「ウイルスの変異狀況を今後も密接にモニタリングすると同時(shí)に、ブロードスペクトラムのワクチンや変異後のワクチンの研究の展開(kāi)を前もって準(zhǔn)備し、変異がある程度蓄積して、ワクチンの保護(hù)力に、萬(wàn)が一影響を及ぼした時(shí)に起こる問(wèn)題に効果的に対応できるようにする」と説明した。

國(guó)民全員を?qū)澫螭衰铳隶鬅o(wú)料接種推進(jìn) 免疫防御を速やかに構(gòu)築へ

曾副主任によると、新型コロナウイルスのワクチンを接種する際、ワクチンのコストや接種費(fèi)用を個(gè)人が負(fù)擔(dān)する必要はない。つまり、ワクチンを完全に無(wú)料で接種することができる。これまでに、一部の地域で、個(gè)人から費(fèi)用を徴収する狀況があったことに対しては、國(guó)務(wù)院共同対策メカニズム総合グループの名義で、「すぐに改善するように」という通達(dá)が出された?，F(xiàn)時(shí)點(diǎn)では、各地で、無(wú)料の接種がきちんと実施されている。

ワクチンの無(wú)料接種の対象には、優(yōu)先的に接種されるグループのほか、一般市民も含まれている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年1月12日