國家統(tǒng)計局はこのほど、全國31省の2020年住民一人當(dāng)たり可処分所得のデータを更新?発表した。上位3ヶ所には上海市、北京市、浙江省が並んだ。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

上海市の一人當(dāng)たり可処分所得が7萬元超に

住民可処分所得とは、住民が最終消費支出と貯蓄に充てることのできる?yún)毪魏嫌嫟蛑袱?、住民が自由に使える?yún)毪韦长趣馈，F(xiàn)金収入だけでなく、現(xiàn)物給與も含まれる。

データによると、上海市の住民一人當(dāng)たり可処分所得は7萬2232元（1元は約16.0円）で1位になり、7萬元の大臺を突破した全國で唯一の地域になった。

稼ぎが最も多い上海市民だが、使う金額も最も多い。20年の住民一人當(dāng)たり消費支出は4萬2536元で、こちらも4萬元の大臺を超えた全國で唯一の地域になった。

北京市の一人當(dāng)たり可処分所得が7萬元に迫る

2位の北京市は、平均可処分所得が7萬元の大臺にあと一歩のところまできた。

北京市統(tǒng)計局が発表したデータによると、20年の北京市全域の住民一人當(dāng)たり可処分所得は6萬9434元で前年に比べて2.5％増加した。物価要因を考慮した実質(zhì)増加率は0.8％だった。4種類の所得は「3増1減」で、具體的には、給與所得は0.5％増、移転所得は9.3％増、財産所得は4.7％増、経営所得は32.4％減だった。

3位の浙江省は住民一人當(dāng)たり可処分所得が5萬2397元に達(dá)した。

全國の住民所得が10年の2倍に

同局のデータによれば、20年の全國住民一人當(dāng)たり可処分所得は前年比名目で4.7％増の3萬2189元だった。物価要因を考慮した実質(zhì)増加率は2.1％で、経済成長ペースとほぼ一致した。

同局住戸調(diào)査弁公室の方暁丹室長は、「2020年の全國住民一人當(dāng)たり可処分所得は2010年の2倍になった」と指摘した。

全國住民一人當(dāng)たり可処分所得が全國平均を上回った地域は、上海市、北京市、浙江省、天津市、江蘇省、広東省、福建省、山東省、遼寧省の9省（市）だった。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月22日