青蔵高原（チベット高原）の大気中にはどれほど多くの水蒸気が含まれるのだろうか。青蔵高原の水蒸気は周辺地域とどのように交換されるのだろうか。中國(guó)科學(xué)院青蔵高原研究所の「陸地-大気相互作用と気候効果」チームの馬耀明研究員らがこのほど、青蔵高原主體エリアに9臺(tái)のマルチルートマイクロ波放射計(jì)を設(shè)置した。ネットワークに接続しリアルタイムでこれを連続的に観測(cè)できるようになった。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

科學(xué)研究者は今回設(shè)置した近地層陸地-大気相互作用総合観測(cè)システムを使い、全面的に青蔵高原の地表、境界層、対流圏大気水?熱立體観測(cè)ネットワークプラットフォームを構(gòu)築した。これは中國(guó)が初めて構(gòu)築した青蔵高原大気水?熱立體観測(cè)ネットワークプラットフォームで、青蔵高原の天気モニタリング?予報(bào)、災(zāi)害をもたらす天気の早期警報(bào)、気候環(huán)境予測(cè)などに連続的な観測(cè)データと政策決定の根拠を提供できる。馬氏は「マイクロ波放射計(jì)はほぼすべての気象條件下で、分刻みの分解能によるリアルタイム?連続的な自動(dòng)操作が可能だ。マイクロ波放射計(jì)が描き出す大気のプロファイルは小?中スケールシステムの詳細(xì)な熱力學(xué)的構(gòu)造を検出し、降水などの天気プロセスにおける対流圏の急速な変化に関する情報(bào)を分析できる。カバーエリア內(nèi)の連続的なリアルタイム観測(cè)を?qū)g現(xiàn)し、連続的かつ高分解能の大気の気溫及び濕度のプロファイルが得られる」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年2月2日