気候変動(dòng)対策における中國(guó)の行動(dòng)をまだ不十分と問(wèn)題視する聲が米國(guó)內(nèi)で上がっていることについて、外交部（外務(wù)省）の趙立堅(jiān)報(bào)道官は27日の定例記者會(huì)見(jiàn)で、「中國(guó)の行動(dòng)が十分かどうかの判斷には他との比較が必要になる。昨年、中國(guó)は一連の重大な気候政策を立て続けに表明して、積極的な気候変動(dòng)対策と人類(lèi)運(yùn)命共同體の構(gòu)築促進(jìn)への斷固たる決意を示した」と述べた。

【記者】米新政権はすでに気候変動(dòng)対策を重要政策の1つとし、パリ協(xié)定への復(fù)帰を宣言した。これと同時(shí)に、米國(guó)內(nèi)では気候変動(dòng)に関する中國(guó)の行動(dòng)をまだ不十分と問(wèn)題視する聲も上がっている。これについて中國(guó)側(cè)としてコメントは。

【趙報(bào)道官】昨年、中國(guó)は立て続けに一連の重大な気候政策を表明し、2030年までに二酸化炭素排出量のピークアウトを目指すという目標(biāo)と、2060年までにカーボンニュートラルを?qū)g現(xiàn)すべく努力するというビジョン、そして自國(guó)が決定する貢獻(xiàn)（NDCs）として炭素強(qiáng)度、非化石エネルギーの割合、森林蓄積量、風(fēng)力発電や太陽(yáng)光発電の総設(shè)備容量への取り組み強(qiáng)化という4つの新たな措置を打ち出した。

以上の気候政策は、中國(guó)の國(guó)情と能力に基づく最大の努力であり、パリ協(xié)定がNDCsに求める「各締約國(guó)のできる限り高い意欲を反映するもの」であり、積極的な気候変動(dòng)対策と人類(lèi)運(yùn)命共同體の構(gòu)築促進(jìn)という中國(guó)の斷固たる決意を反映しており、世界の気候変動(dòng)対策プロセスに対する中國(guó)の新たな貢獻(xiàn)だ。

中國(guó)の気候変動(dòng)に関する中國(guó)の行動(dòng)はどれほど大きなものか？簡(jiǎn)単な例を2つ挙げる。第1に、中國(guó)は世界最大の発展途上國(guó)だが、その打ち出したカーボンニュートラル目標(biāo)達(dá)成時(shí)期は主要先進(jìn)國(guó)からことわずか10年遅いだけだ。第2に、タイムスパンを見(jiàn)ると、大多數(shù)の先進(jìn)國(guó)はピークアウトから2050年のカーボンニュートラルという約束まで約60年の移行期を必要としているが、中國(guó)は2030年までにピークアウトを目指し、2060年のカーボンニュートラル実現(xiàn)に努力すると約束した。ピークアウトからカーボンニュートラルまでの移行期を約30年とする計(jì)畫(huà)だ。中國(guó)の行動(dòng)が十分かどうかの判斷には、他との比較が必要となる。60年と30年という數(shù)字を?qū)澅趣丹护皮撙欷?、中?guó)の約束と行動(dòng)の大きさが際立つだろう。この目標(biāo)を達(dá)成するために、中國(guó)は極めて苦しい努力を払う必要がある。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年1月28日