1月6日、シノバック?バイオテックの新型コロナウイルス不活化ワクチン「コロナバック」のバイアル瓶パッケージング作業(yè)ライン（撮影?張玉薇）

北京科興中維生物技術(shù)有限公司（シノバック?バイオテック）の新型コロナウイルス不活化ワクチン「コロナバック（CronaVac）」が5日、條件付きで販売を許可された。中國で新型コロナウイルスワクチンの販売を許可されるのはこれが2件目となる。新華社が伝えた。

國家薬品監(jiān)督管理局（國家薬監(jiān)局）の公式サイトによると、同局はワクチン管理法と薬品管理法の関連規(guī)定に基づき、薬品特別許可手続きにより、緊急審査評(píng)価と許認(rèn)可を行い、條件付きで同ワクチンの販売登録申請(qǐng)を許可した。

シノバックによると、同ワクチンは新型コロナウイルス（CZ02株）をアフリカミドリザルの腎細(xì)胞（Vero細(xì)胞と略稱）に接種し、培養(yǎng)とウイルス液の回収、ウイルス不活化、濃縮、純化、水酸化アルミニウム吸著という過程を経て作られており、防腐剤は含まれていない。ワクチンの基礎(chǔ)免疫手順は2回接種で、14日から28日の間隔で接種し、1回1人あたりの用量は0.5ミリリットルとなっている。

1月6日、新型コロナウイルス不活化ワクチンのバイアル瓶パッケージングの質(zhì)を検査するシノバック?バイオテックのスタッフ（撮影?蘆燁）

2020年6月、同ワクチンは中國で緊急使用が許可された。2021年1月に入って以來、インドネシアやトルコ、ブラジル、チリ、コロンビア、ウルグアイなどの國が次々と同ワクチンの現(xiàn)地での緊急使用を許可した。

國家薬監(jiān)督局の規(guī)定によると、ワクチン販売許可証の所持者は引き続き関連研究作業(yè)を展開し、付加された條件の要求を満たし、後続の研究結(jié)果を早急に提出する必要がある。

中國ではこれより前にも、國薬集団中國生物（シノファーム）の新型コロナウイルス不活化ワクチンが國家薬監(jiān)局から條件付きで販売を許可されている。中國はワクチン接種を通じた集団免疫の獲得を目指しており、全國民に無償で新型コロナウイルスワクチンを提供することを計(jì)畫している。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年2月7日