中國製ワクチンの第1陣を輸送するため北京へ向かうパキスタン空軍の特別機(jī)。

パキスタン紙「ドーン」の1月31日付報(bào)道によると、同國の新型コロナ対策を指揮するNCOCは、中國からの國薬集団（シノファーム）製の新型コロナウイルスワクチンを受け取るため、空軍機(jī)を1機(jī)派遣したことを聲明で明らかにした。

聲明によると、NCOCはすでにワクチン分配などに向けた「全面的な計(jì)畫」を策定し、「イスラマバードでのワクチン保管及びその他の地區(qū)への配布作業(yè)を含む、必要な全ての措置をすでにしっかりと実行に移している」。また、すでに指揮チームを結(jié)成し、各州?地區(qū)もワクチン配分のために態(tài)勢(shì)を整えている。

パキスタンのアサド?ウマル計(jì)畫?開発大臣は以前、「第一線の醫(yī)療従事者の一部へは2月からワクチン接種を開始する。すでに醫(yī)療従事者40萬人が登録を済ませた」と説明していた。

パキスタン薬品管理局は1月18日、シノファーム製新型コロナワクチンの緊急使用を承認(rèn)した。同月21日には王毅國務(wù)委員兼外交部長（外相）がパキスタンのクレシ外相と電話會(huì)談し、「中國政府はすでにパキスタンにワクチンを援助することを決定し、パキスタンへのワクチン輸出を加速させるべく中國企業(yè)と積極的に調(diào)整を行っている」と説明。クレシ外相はパキスタンの政府と國民を代表して、パキスタンにワクチンを援助し、ワクチン調(diào)達(dá)に便宜を図るとの中國政府の決定に謝意を表明した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年2月1日