「彼は國(guó)境守備隊(duì)員であり、パミール高原の英雄だ」。3月5日、第13期全國(guó)人民代表大會(huì)（全人代）第4回會(huì)議で初となる各代表への通路取材「代表通路」で、全人代代表、新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)伊寧托萬(wàn)克溫村黨支部の木沙江?努爾敦書(shū)記は、溺れかけた子どもを勇敢に救助した「時(shí)代の模範(fàn)」拉斉尼?巴依喀氏への思いを込めてこう語(yǔ)った。

木沙江氏によると、拉斉尼氏はタジク族の全人代代表として、長(zhǎng)年にわたり農(nóng)牧畜民區(qū)を訪ね、國(guó)境守備隊(duì)員の年金?醫(yī)療の改善、國(guó)境守備隊(duì)の整備などについて提案を行ってきた。子どもを救助して命を落とす前に、今年の全國(guó)両會(huì)（全國(guó)人民代表大會(huì)?全國(guó)人民政治協(xié)商會(huì)議）で人々のためにより良い提案を行い、職責(zé)を盡くしたいと語(yǔ)っており、國(guó)境守備隊(duì)員の醫(yī)療條件の改善について提案する予定だった。

3月5日、第13期全人代第4回會(huì)議に出席し、拉斉尼氏の遺影を手に人民大會(huì)堂前で記念撮影する木沙江?努爾敦氏、崔久秀氏、麥麥提?居馬氏、多來(lái)提曼?開(kāi)米克氏ら（撮影?崔志堅(jiān)）。

全人代代表で新疆疏附県托克扎克鎮(zhèn)黨委員會(huì)の崔久秀副書(shū)記は、「我々は皆、拉斉尼氏が今年両會(huì)で行おうとしていた提案を代わりに連名で行いたいと考えた」と語(yǔ)る。

新疆塔什庫(kù)爾干塔吉克（タシュクルガン?タジク）自治県では、數(shù)世代にわたり國(guó)境守備隊(duì)員を務(wù)めている家が多くある。今年、補(bǔ)欠選挙で同県の全人代代表に選ばれた多來(lái)提曼?開(kāi)米克氏も拉斉尼氏と同様、國(guó)境守備隊(duì)員だ?！高^(guò)去5年間で國(guó)境守備隊(duì)員には待遇や生活條件など各面で大きな変化があった。以前は大聲を出して駆け回らなければいけなかったが、現(xiàn)在では統(tǒng)合的なスマート國(guó)境守備システムが整っている。全人代代表として、そして同じ國(guó)境守備隊(duì)員として、拉斉尼氏は見(jiàn)習(xí)うべき模範(fàn)だ」と多來(lái)提曼氏は言う。

木沙江氏は、「『パミールの雄鷹』は永遠(yuǎn)に祖國(guó)の青空を飛翔すると信じている」と語(yǔ)った。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年3月9日