人民網(wǎng)の取材を受けるパキスタン國(guó)営通信APPの中國(guó)駐在記者ムハンマド?アスガル氏（撮影?劉寧）。

アスガル氏は、「訪問(wèn)前、私は西側(cè)メディアの言う『訓(xùn)練収容所』は人々がひしめき合う、非常に狹い場(chǎng)所だと考えていた。そしてその生活環(huán)境は劣悪で、鉄條網(wǎng)で囲まれ、入り口には銃を手にした警備員が立っていると思っていた」と語(yǔ)った。

だが実際に訪れて見(jiàn)たところ、そこは大學(xué)のキャンパスに似ていた。職業(yè)訓(xùn)練センターには5階建ての寮が5棟あり、全ての部屋が2人部屋となっている。広々としたバイキング式レストランは500人以上が同時(shí)に利用できる規(guī)模を誇る上、イスラム教徒のためのハラル食品を提供している。

パキスタン國(guó)営通信APPの中國(guó)駐在記者であるアスガル氏は英國(guó)、ロシア、カザフスタン、インドネシアの4人の記者と共にホータンの職業(yè)訓(xùn)練センター2ヶ所を訪問(wèn)。彼は、「両センターはほぼ同じような狀況だった」とする。

ウイグル族の學(xué)生と言葉を交わして交流した結(jié)果、アスガル氏は彼らが自ら進(jìn)んで訓(xùn)練に參加していることを知った。學(xué)生は週末や休日には帰宅し、親族や友人に會(huì)いに行くこともできる。しかもカリキュラムは無(wú)料で、調(diào)理技術(shù)から縫製、美容、普通話(標(biāo)準(zhǔn)中國(guó)語(yǔ)) 、宗教及び法律知識(shí)などが設(shè)けられている。

アディラさんという名の失業(yè)した女性の學(xué)歴は小卒。ある村民委員から職業(yè)訓(xùn)練センターの事を聞いて入所を申請(qǐng)し、飲食サービスを?qū)Wび始めたという。アディラさんは、「全ての施設(shè)が無(wú)料なので嬉しい」と語(yǔ)り、將來(lái)良い仕事に就けるよう普通話やその他のスキルを?qū)Wびたいと語(yǔ)った。

またアブドラさんという男性は、これまでずっと農(nóng)業(yè)に従事していたが、訓(xùn)練完了後は商売をしたいとその思いを語(yǔ)った。

新疆の職業(yè)訓(xùn)練センターで踴る學(xué)生（寫(xiě)真はムハンマド?アスガル氏が提供）。

こうした學(xué)生たちは脅されていたり、演技をしているのだろうと考える人々がいるかもしれない。これについてアスガル氏は、「もし中國(guó)政府がこれほど多くの優(yōu)れた役者を探し出すことができるのなら、それも余りに不思議なことだ。幸せな笑顔は演技してできるものではない」と語(yǔ)る。

この訪問(wèn)は、アスガル氏の訓(xùn)練センターへの印象を根本から覆すことになった。アスガル氏は職業(yè)訓(xùn)練センターの設(shè)立について、テロリズムを解決し、少數(shù)民族に利益をもたらす良いアイディアだと考えるようになった。

アスガル氏の見(jiàn)解の証左となる統(tǒng)計(jì)や事実が多くある。中國(guó)政府が2019年に発表した白書(shū)によると、職業(yè)訓(xùn)練センターの設(shè)立から、新疆ではテロ襲撃事件が1件も起きていない。2018年に新疆の観光業(yè)は急速に成長(zhǎng)し、國(guó)內(nèi)外から訪れる観光客は延べ1億5000萬(wàn)人を超え、前年比40％増加した。2019年に新疆が受け入れた観光客は延べ2億人を突破し、前年比41.6％増加した。