大陸部が臺灣地區(qū)産パイナップルの輸入を停止すると、臺灣農(nóng)業(yè)當局の責任者は、「なぜ大陸は昨年の検疫の時點ですでに臺灣産パイナップルを不合格としていたのに、今になって輸入禁止を発表したのか」と述べた。これに対し、國務院臺灣事務弁公室の朱鳳蓮報道官は17日の記者會見で、「大陸部が臺灣地區(qū)産パイナップルの輸入を停止したのはバイオセーフティー上の正常な防備措置であり、科學的で理にかなっている」とした。

朱報道官は、「2020年に大陸の関係當局は臺灣地區(qū)側(cè)に対して臺灣地區(qū)産パイナップル28ロットの不合格狀況を通知し、臺灣地區(qū)側(cè)に根源的管理の強化を促した。しかし遺憾な事に、不合格狀況は改善されないままで、臺灣地區(qū)側(cè)からは何の返答もなかった。リスク評価の結(jié)果、臺灣地區(qū)産パイナップルから植物疫病が広がるリスクが高かった。植物疫病の流入を防ぎ、大陸部の農(nóng)業(yè)生産と生態(tài)の安全を保護するため、関連法規(guī)に基づき、関係方面が臺灣地區(qū)産パイナップルの輸入を停止した。これはバイオセーフティー上の正常な防備措置であり、科學的で理にかなっている」とした。

大陸部が臺灣地區(qū)産パイナップルの輸入を停止したことに関して、民進黨には大陸による臺灣地區(qū)の農(nóng)民いじめだとの聲がある。島內(nèi)世論には、臺灣地區(qū)の農(nóng)民が民進黨當局の代わりに「罪を負わされた」との考えもある。これについて朱報道官は、「長年來、大陸側(cè)は一貫して臺灣地區(qū)の農(nóng)民の利益と幸福を非常に重視し、その困難解消のため積極的な措置を講じ、彼らによる大陸市場開拓に助力してきた。島內(nèi)の農(nóng)産物の販売不振時には、速やかに援助の手を差し伸べ、臺灣地區(qū)の農(nóng)民が難関を乗り越える手助けをし、彼らが確かなメリットを得られるようにしてきた。民進黨當局は技術的問題を全て政治問題化し、悪意をもって大陸部のイメージを毀損し、問題解決の扉を自ら閉ざしてきた」と指摘。

さらに、「農(nóng)産物の安全性の問題を根源から解決するのは難しいことではない。民進黨當局に臺灣地區(qū)の農(nóng)民のために考える姿勢がみじんもないことがネックだ?！号_灣パインを食べよう』という呼びかけのようなうわべだけの行動は、ごまかしに過ぎない。農(nóng)産物の安全性は民主の切実な利益に関わる。我々は臺灣地區(qū)の関係當局がこれを重視し、監(jiān)督?管理責任をしっかりと履行し、根源的管理を強化して、業(yè)者と民衆(zhòng)が損害を被らないようにすることを望む」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年3月18日