米上院外交委員會が「2021年戦略的競爭法案」を可決したことについて、全國人民代表大會（全人代）外事委員會の尤文澤報(bào)道官は22日、「法案は冷戦思考とイデオロギー的偏見に満ちており、中國の発展戦略と內(nèi)外政策を恣意的に曲解し、中傷し、そのイメージを損ない、中國の內(nèi)政に亂暴にも干渉するものだ。我々はこれに強(qiáng)い不満と斷固たる反対を表明する」とした。新華社が伝えた。

尤報(bào)道官は、「法案は意図的にイデオロギー的対立をつくり出し、ゼロサムゲームを行うものであり、時(shí)代の潮流と合致せず、世界の平和?安定?発展の促進(jìn)にもマイナスだ。中國は真の多國間主義を堅(jiān)持し、國連中心の國際體制を斷固として擁護(hù)し、國際法に基づく國際秩序を斷固として擁護(hù)し、世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）中心の多國間貿(mào)易體制を斷固として擁護(hù)しており、世界各國が平等に接し合い、互いに尊重し合い、信頼し合い、助け合い、共に困難を克服することを主張している」と指摘。

さらに、「臺灣地區(qū)問題は中國の國家主権と領(lǐng)土的一體性、核心的利益に関わる。法案の臺灣地區(qū)関連の規(guī)定は『一つの中國』原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規(guī)定に深刻に違反し、『臺灣獨(dú)立』勢力に深刻で誤ったシグナルを発するものだ?！阂护膜沃袊辉瓌tは中國のレッドラインであり、米臺間のいかなる形の公的交流にも我々は斷固として反対する。新疆関連、香港地區(qū)関連の問題は完全に中國の內(nèi)政であり、いかなる外交の干渉も許さない」とした。

また、「中米はたとえなにがしかの分野で競爭を抱えていても、それは公平で公正かつルールを遵守する良い競爭、秩序ある競爭であるべきだ。中國は一貫して非衝突?非対立、相互尊重、協(xié)力?ウィンウィンの中米関係を主張しているが、これと同時(shí)に國家の主権?安全?発展上の利益は斷固として守る。我々は米議會に対して、中國の発展を客観的?理性的に受け止め、中國の主権及び領(lǐng)土的一體性をしっかりと尊重し、中國への內(nèi)政干渉を止め、この法案を?qū)徸h?推進(jìn)するのを止めるよう強(qiáng)く促す」と強(qiáng)調(diào)した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月23日